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深化する日本・ベトナム関係に関する共同声明

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 グエン・ミン・チエット・ベトナム社会主義共和国主席夫妻は、日本の招待により、2007年11月25日から29日まで国賓として訪日した。ベトナムとして初の国家主席訪日で初の国賓である。2007年11月26日、天皇皇后両陛下は、グエン・ミン・チエット国家主席夫妻のため、皇居での厳粛な歓迎式典に引き続き、晩餐会をお催しになった。

 2007年11月27日、福田康夫日本国内閣総理大臣及びグエン・ミン・チエット国家主席は、友好的且つ建設的な雰囲気の下で首脳会談を開催した。双方は、2006年10月にグエン・タン・ズン首相が訪日した際に両国首脳が日越共同声明「アジアの平和と繁栄のための戦略的パートナーシップに向けて」を発出し、安倍晋三総理が2006年11月にハイレベルな大規模経済ミッションとともにベトナムを訪問するなど、近年目覚ましく日越関係が発展していることに満足の意を示した。

 双方は、長年にわたり日本がベトナムにとって最大の経済パートナー且つ最大の援助国であることに言及した。近年、両国の経済関係は目覚ましく拡大している。日本のベトナムに対する経済活動及び経済協力は、ベトナムの経済・社会発展に大きく貢献している。ベトナムは、新興市場として台頭しており、地域の経済成長の原動力となっている。双方は、両国国民のため、また日越共同声明にあるアジアの繁栄のため、包括的な経済パートナーシップを構築することを熱望している。

 双方は、ベトナムが国際社会に統合するにつれ、日ベトナム間のパートナーシップが地域及び地球規模的な側面から強まっていることに一致した。ベトナムでの2006年のAPEC首脳会議、日ASEAN首脳会議、ASEAN+3首脳会議、東アジア首脳会議(EAS)など種々の国際的会合において、日ベトナム両国は地域及び地球規模の問題につき協力を行ってきた。ベトナムは2008年から初めて国連安全保障理事国非常任理事国となり、2009年ASEM外相会合を主催する。双方は、アジア太平洋及び世界全体の平和に積極的に協力していくことに意見が一致した。

 双方は、共同声明発出後1年間にも、二国間関係が大幅に拡大・深化していることを認識した。双方は、明年に日ベトナム両国が外交関係樹立35周年を迎えることを踏まえ、二国間関係を一層拡大する機運が高まっていることを認識した。双方は、協力の進展を振り返り、別添のとおり、日ベトナム両国の戦略的パートナーシップに向けたアジェンダに一致し、二国間関係を一層拡大する決意を表明した。

 グエン・ミン・チエット国家主席は、同国家主席夫妻及びベトナム代表団に対する天皇皇后両陛下、日本国政府、国民のあたたかなもてなしに謝意を表明した。

2007年11月27日、東京

福田康夫
日本国内閣総理大臣
グエン・ミン・チエット
ベトナム社会主義共和国主席
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