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オグリスコ・ウクライナ外務大臣の訪日
(概要と評価)

平成20年3月27日

1.訪問概要

 3月24~26日、オグリスコ・ウクライナ外務大臣は、日本政府の招待で訪日し、25日に高村外務大臣との間で日・ウクライナ協力委員会(外相会談)第2回会合を行い、両大臣は共同声明に署名した。その他オグリスコ外相は、国際問題研究所において講演を行うとともに、政界、経済界の関係者等と懇談を行った。

日・ウクライナ協力委員会:2005年の首脳会談で設立が合意された外相級会合。第1回会合は、2006年に麻生外相(当時)がウクライナを訪問して実施。

2.日・ウクライナ協力委員会(外相会談)の主要点

(1)高村大臣より、日・ウクライナ関係の着実な発展を歓迎し、昨年12月に就任されて直ぐに訪日の意向を表明されたことは日本との関係重視の表れであり、心強く受け止めている、ティモシェンコ首相の訪日実現に向け、外交ルートで時期を調整していきたい、ウクライナは民主化、市場経済化の旗手であり、今後も協力を継続する考えである旨発言。

(2)オグリスコ外相よりは、日本側の保健・医療・文化、チェルノブイリ関係等における一貫した支援に深い謝意が述べられ、首相の訪日実現に向けて協力していく意志を表明。

(3)両外相は、本年2月の第1回日・ウクライナ経済合同会議開催に代表される、最近の経済関係の発展を歓迎。また、京都メカニズムにおける協力として、共同実施及びグリーン投資スキームに関する覚書の早期署名に向け協力していくことで一致。

(4)ウクライナ外相より、日本の常任理事国入り及び安保理改革への取り組みに対する支持と協力の意向を表明。

(5)両外相は、日本とGUAMとの協力拡大に向け、緊密な対話を継続していくことで意見が一致。この他、欧州情勢及び東アジア情勢について、意見が交わされた。

(6)両外相は、本協力委員会第3回会合をキエフにおいて、双方にとって都合の良い、かつ最も早いタイミングで、なるべく2009年に開催する可能性を検討していくことで一致。

3.今次訪問の評価

(1)これまでの日・ウクライナ関係が順調に発展していることを双方で確認するとともに、今後も人的交流や経済関係等各種分野において両国関係の更なる活発化を目指すことで一致。

(2)我が国の対ウクライナ支援が、ウクライナの民主化、市場経済化の促進のために大きな役割を果たしていることを再確認。

(3)我が国の国連安保理常任理事国入り及び安保理改革への取り組みを支持するとのウクライナ側の立場をあらためて確認。

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