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日英21世紀委員会第28回合同会議
(概要)

平成23年5月24日

  • (写真)英国側出席者と握手する前原議員
  • (写真)集合写真

(Crown Copyright)

 5月18日(水曜日)午後から22日(日曜日)まで,日英21世紀委員会第28回合同会議が英国(ロンドン及びコベントリー)にて開催されたところ,概要以下のとおり。

1.主要参加者

(1)日本側

 前原誠司 衆議院議員(前外務大臣)(民主党),中谷智司 参議院議員(民主党),田中直毅 国際公共政策研究センター理事長,田中均 公益財団法人日本国際交流センターシニア・フェロー・(株)日本総研国際戦略研究所理事長,薬師寺泰蔵世界平和研究所特任研究顧問・慶応義塾大学名誉教授はじめ13名が参加。

(2)英国側

 ハワード卿(Lord Howard)(英側座長,上院議員,保守党前党首),リチャード・ニーダム(Sir Richard Needham)元産業通商省通商担当大臣,ビル・エモット(Mr. Bill Emmott)元エコノミスト誌編集長をはじめ20名が参加。

2.主要日程

5月19日(木曜日)
日本側委員によるキャメロン首相表敬
ハウエル外務閣外相主催レセプション
20日(金曜日)
ケーブル・ビジネス・イノベーション・技能相,ハント文化・
オリンピック・メディア・スポーツ相との朝食会
第1セッション:英国及び欧州の最近の情勢
第2セッション:日本及び東アジアの現状と課題
21日(土曜日)
第2セッション(続き):東日本大震災及びその影響
第3セッション:グローバルな政治及び安保上の課題への対応
第4セッション:財政状況と新興国との競争への対応における日英の経済的課題
22日(日曜日)
第5セッション:日英関係の展望と二国間関係の進展
最終セッション:議長サマリー

3.概要

  1. (1)今次合同会議から,前保守党党首であるハワード卿が英側座長に就任した。日英21世紀委員会合同会議の一環として,19日午後,日本側委員によるキャメロン首相表敬がアレンジされ,東日本大震災,原発への対応,日EU・EPA,二国間貿易等について意見交換が行われた。また,同日夕刻,英外務省においてハウエル外務閣外相主催レセプションが開催された。
  2. (2)20日には,英側主催の朝食会がアレンジされ,ケーブル・ビジネス・イノベーション・技能相,ハント文化・オリンピック・メディア・スポーツ相の2名の閣僚が出席した。
  3. (3)20日午後~22日にコベントリーのウォーリック大学において開催されたセッションでは,「英国及び欧州の最近の情勢」,「日本及び東アジアの現状と課題」,「東日本大震災及びその影響」,「グローバルな政治及び安保上の課題への対応」,「財政状況と新興国との競争への対応における日英の経済的課題」,「日英関係の展望と二国間関係の進展」から成る6つのテーマにつき,政・民・学の各界の有識者による活発な議論が展開された。

(参考)

  1. 日英21世紀委員会は,1984年に中曽根総理,サッチャー首相の首脳会談で合意したことを受け,翌85年に発足し,日本および英国で交互に毎年開催されているものであり,わが国と英国両国の各界の有識者間の自由な意見交換を通じて,日英関係の幅広い側面につき討議し,日英間の相互理解,知的交流を深め,長期的に両国の協力関係の緊密化の方とを探ることを目的としている。
  2. 英側座長は今回会議から,ハワード卿(前保守党党首)が就任,日本側座長は塩崎恭久衆議院議員が務めている。

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