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チュニジア制憲国民議会選挙
我が国選挙監視団の活動
【概要及び評価】

平成23年10月23日

 本年1月のチュニジアにおける政変後初となるチュニジア制憲国民議会選挙に関し,現地の選挙監視団から報告のあった活動概要及び評価は以下のとおり。

1 我が国選挙監視団の活動及び監視地域

  • (写真)我が国選挙監視団の活動及び監視地域-1
  • (写真)我が国選挙監視団の活動及び監視地域-2

 10月23日,浜田和幸外務大臣政務官を団長とする合計14名の政府監視員は,チュニス県近郊のベン・アルース県エッザハラ小学校,チュニス県内のマルセイユ通り小学校及びシディ・ブ・サイド小学校等の8ヵ所の投票所の監視を行った。監視団員は,選挙妨害や選挙活動の有無,国際・国内監視員やメディアの有無,投票者数等を中心に監視を実施した。

 本件監視活動は,外務省及び在チュニジア日本国大使館職員のほか,独立行政法人国際協力機構(JICA)職員及びチュニジアを含むマグレブ地域研究を専門とする大学教授の参加を得て,行った。

2 評価

  1. (1)今次選挙監視中,投票について妨害もなく,投票事務手続きも円滑に実施され,全体として整然と行われたと評価される。ただし,若干の問題がなかったとは言えず(例:投票所に入る際,混雑のため有権者が数時間列に並び不平をもらす等),今後の改善が望まれる。
  2. (2)有権者の選挙に対する意識と意欲は高く,民主主義と自由のため朝から非常に多くの人々が投票所を訪れる等,民主主義意識の高揚と国造りへの熱意が看取された。
  3. (3)投票所では,国際監視員のほか,多くのチュニジア人監視員が投票の様子を監視しており,民主化への重要な一歩となる今次選挙をチュニジア人自身の手で成功に導くとの気概が感じられた。
  4. (4)治安上の問題は,我が国の監視地域においては観察されなかった。

3 チュニジア政府要人との会談

  • (写真)ベルハジ首相府付大臣
    ベルハジ首相府付大臣
  • (写真)ジーナーウィ外相付国務長官
    ジーナーウィ外相付国務長官

 22日,浜田政務官は,ベルハジ首相府付大臣及びジーナーウィ外相付国務長官と会談・懇談した。チュニジア側からは,アジア地域からは日本のみとなる選挙監視団の派遣に謝意と高い評価が表明された。浜田政務官からは,同監視団派遣のみならず,日本として引き続きチュニジアの改革・民主化努力を支援し,二国間関係を一層強化していきたい旨表明した。

【参考】今次選挙の概要

 総議席数217議席,総選挙区数33区(うち,国外18議席,国外6区)で,候補者リストへの投票による比例代表制。国内27選挙区において1,521の候補者リストが提出され,計10,937名の立候補者が同リストに記載された。とりあえずの開票結果が判明する迄数日間かかる見通し。その後,開票結果に対する異議申し立てが行われる予定。

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