【 概要 】
1. 背景: 官民による支援の欠如及び1990年~2003年の内戦の影響で、リベリアの教育システムは、西アフリカにおいて最も貧弱なシステムのひとつであった。教育省は2000年に、UNESCO及びUNDPと協力し、初等教育に特に力を入れて、10年間の教育マスタープランを開発した。このようなマスタープランに沿い、学校の復興・建設、そして子どもたちや研修中の教師などに対し、教育システムを促進している。 2. アウトプット: 6つの教室のブロックを10個、コンパートメント式の学校トイレ、10の開放井戸、そしてキッチンが建設された。60教室分の学校用家具、10校分の遊具、6000人分の教科書及び児童用学習用具、そして60セットの教員用ガイドが提供された。10の学校管理委員会に対しPTA研修、学校保健部に対し保健・公衆衛生研修、そして児童クラブに対し社会研修など、それぞれを実施・管理。 3. 結果: 2年の間に、該当の学校で履修率が30%増加した。退学率が減少した。2年間で、修了率が増加し、特に女子の修了率が50%増加した。 |