200万ドルのプロジェクトであるが、プロジェクトに関わる活動の大部分は準備的な性格を持つものであった。2009年の10月から11月にかけて、小型武器に関する地域センター(RECSA)、ケニア政府及びUNDPケニア事務所による承認・調印のため、プロジェクト文書が提出された。2009年12月にケニア政府が、最終的にこの文書に調印した。不法な小型武器・軽兵器の拡散を食い止めるための戦いにおける既存の枠組みの強化、備蓄品管理の強化、事実上の武装解除に関する情報の生成及び普及、よりよいプログラムの策定・実施のためのRECSAの能力向上などが、プロジェクトの主な成果である。
2010年1月21日にプロジェクト運営委員会の第1回会議が開かれ、2010年第一4半期(2月~4月)の実行計画が承認された。 プロジェクトのキックオフ・セレモニーは、2010年4月19日を予定しており、続いて事実上の武装解除に関する地域会議が2日間にわたって開催される。小型武器のデータベース構築については、ソフトウェアの調達を行っているところである。事実上の武装解除についてのベースライン評価を行うコンサルタント及びプロジェクト担当スタッフの選定を現在実施中。