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インラック・タイ王国首相の公式実務訪問(概要と評価)

平成24年3月12日

1.日程概要

 タイ王国首相インラック・シナワット閣下は,3月6日から公式実務訪問賓客として訪日し,東京及び宮城県名取市を訪問し,3月9日に離日した。日程の概要以下のとおり。

  1. (1)インラック首相は,6日夜,羽田空港に到着した。
  2. (2)7日には,インラック首相は午前中,枝野経済産業大臣による表敬を受け,タイ投資委員会主催セミナーで開会挨拶を行い,日本の観光業界代表者による表敬を受けた。また,同日午後には,日本商工会議所会頭による表敬を受け,同所主催ビジネスマッチングフォーラムにて開会挨拶を行った。同日夕刻,日タイ首脳会談,日タイ共同記者発表,野田総理主催夕食会が行われた。首脳会談及び夕食会では,二国間関係,地域や国際情勢に関する意見交換が行われた。また,「恒久的な友情の絆に基づく戦略的パートナーシップに関する日タイ共同声明」を発出した。
  3. (3)8日午前には,インラック首相は,皇太子殿下に謁見した。同日午後,東日本大震災被災地である宮城県名取市を訪問した。同市内で犠牲者への追悼を行った他,仮設住宅に併設された託児所を慰問し,被災地の児童らと交流した。加えて,同市内の工場で就労しているタイ洪水被災日系企業のタイ人従業員を激励した。
  4. (4)9日には,インラック首相は,タイに進出している企業のトップと個別に会談し,同日夜,羽田空港より帰国の途に就いた。

2. 評価

  1. (1)インラック首相が首相に就任してから初の訪日。インラック政権は,昨年7月の選挙において多くの国民の支持を得て成立した政権であり,今回の訪日を通じてインラック首相との関係を構築できたことは,今後の日タイ関係強化のための基礎として重要。
  2. (2)昨年タイで発生した洪水被害からのタイの復旧・復興は,今後の日本からの投資に大きな影響を与えることから日タイ双方の経済界にとって大きな関心事項。今回両首脳が,両国が協力しながら洪水対策を進めていくことを確認した意義は大きい。
  3. (3)二国間,地域,世界規模の諸課題につき両国が協力して取り組んでいくことを確認した上で,「恒久的な友情の絆に基づく戦略的パートナーシップに関する日タイ共同声明」を発出したことは大きな成果。

【参考】日程

3月6日(火曜日)
本邦到着
3月7日(水曜日)
日タイ首脳会談
日タイ共同記者発表
野田総理主催夕食会
3月8日(木曜日)
皇太子殿下御引見(天皇陛下に代わり)
宮城県名取市訪問
3月9日(金曜日)
企業トップとの個別面会
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