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日スウェーデン首脳会談について

平成20年4月16日

 4月16日(水曜日)16時10分から約50分間、福田総理は来日中のラインフェルト・スウェーデン王国首相と総理官邸において首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおり。

  1. 冒頭、福田総理より、ラインフェルト首相の首相としての初めての訪日を歓迎する、昨年は天皇皇后両陛下と国王王妃両陛下の相互訪問が実現するなど両国は非常に良好な関係にある旨述べたところ、ラインフェルト首相より、昨年の天皇皇后両陛下のスウェーデンご訪問は記念すべきものとなった旨述べた。また、福田総理より日本とスウェーデン間の経済交流は非常に活発である旨述べたのに対し、ラインフェルト首相より両国の投資は双方向で伸びているが、更なる進展を期待したい旨述べた。
  2. 平和構築について、福田総理より、スウェーデンが平和構築分野での我が国の人材育成に協力していることに謝意を表明しつつ、この分野での二国間の協力を更に強化していきた旨述べたのに対し、ラインフェルト首相より、平和構築における両国のアプローチは同じであり、引き続き協力していきたい旨述べた。
  3. 気候変動について、福田総理より、2013年以降の次期枠組に関しては、セクター別に温室効果ガスの削減可能量を積み上げて国別総量目標を設定することが重要であり、また、2020年までに30%のエネルギー効率改善を世界が目標として共有することや、我が国として途上国への支援のために100億ドル規模の資金メカニズムを構築すること等をめざしたい旨説明したところ、ラインフェルト首相より、1月のダボス会議における福田総理のスピーチを高く評価している、スウェーデンは明年後半EU議長国であり、この時期はCOP15のプロセスとも重なる時期となるので、EUの目標が国際的な合意につながるよう努力していきたい、特に、環境技術等で世界をリードする日本が途上国向けに支援していくことを評価しており、気候変動問題において日本とスウェーデンで広く協力していきたい旨述べた。
  4. ラインフェルト首相より、訪日直前に中国を訪問したことにつき紹介があり、中国政府に対し、主要排出国として温室効果ガスの削減に取り組んでいくことが重要である旨提起したこと等を説明した。また、チベット問題に関してラインフェルト首相より、中国における法の支配や人権問題は重要であり、対話が行われることを重視している旨述べたのに対し、福田総理より、関係者の冷静な対応を求めている旨説明した。
  5. 最後に福田総理より、北朝鮮の拉致問題や核開発問題について具体的な進展がない状況を説明しつつ、国際社会が北朝鮮に対して一致してきちんとした対応を求めていくことが重要である旨述べたのに対し、ラインフェルト首相より、スウェーデンは北朝鮮に大使館を置く等のプレゼンスがあるが、スウェーデンとしては日本にとって必要な協力をしていきたい旨説明があった。
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