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日・シンガポール外相会談

平成19年12月14日

(写真)日・シンガポール外相会談

 12月14日午後6時20分から約40分間、高村外務大臣は、訪日中のジョージ・ヨー・シンガポール外相と外務省飯倉公館において会談を行ったところ、要旨以下のとおり。

1. 二国間関係

(1)高村大臣より、「21世紀のための日本・シンガポール・パートナーシップ・プログラム」(JSPP21)が、本年設立10周年を迎え、ASEAN統合支援や環境分野に重点を置く形で強化されたことは喜ばしい、これを機に貴国と協力して事業の規模も拡大したい旨述べ、ヨー外相より、賛意が示された。(会談後、両外相はJSPP21の新たな枠組み文書への署名を行った。)

(2)ヨー外相より、日本の文化情報の発信拠点となる「ジャパン・クリエイティブ・センター」のシンガポールにおける設置について、設置の実現を願っている、同センターは東南アジアのみならずより広範なアジア地域における日本のソフト・パワー発信に繋がるものである旨述べた。これに対し、高村大臣より、11月の首脳会談でも合意したとおり、早期に開設することとしたい旨述べた。

2.補給支援特措法案

 ヨー外相より、現在日本の国会で審議中の補給支援特措法案に関してシンガポールの考えを述べたいとして、本法案についてシンガポールは完全に支持している、本法案はテロに対する国際社会の努力に寄与するのみならず、日本の信頼性維持のためにも重要なものであり、福田総理、高村大臣を始めとする日本政府関係者が確固たる立場をとっていることに賛同する旨述べた。これに対し、高村大臣より、インド洋における補給活動再開について強力な支持を表明頂いたことに感謝する旨述べた(今次会談後にシンガポール側が発出したプレス・リリースの英文及び仮訳は別添(英文(PDF)PDF仮訳(PDF)PDF)のとおり)。

3.東アジア首脳会議、地球温暖化問題等

(1)高村大臣より、先般シンガポールが議長を務めた東アジア首脳会議(EAS)における気候変動等に関するシンガポール宣言の採択等の成果を強調しつつ、引き続き両国で緊密に協力して、EASの枠組みを発展させていきたい旨述べた。これに対し、ヨー外相より、EASは将来に向けての重要な枠組みであり、EAS強化のため日本の支援と協力を得たい旨述べた。

(2)高村大臣より、インドネシアで開催中のCOP13に言及しつつ、地球温暖化問題について、日本としては全ての主要排出国の参加する2013年以降の実効性ある枠組みづくりに向けて粘り強く交渉する考えである旨述べ、ヨー大臣より、支持が表明された。

(3)以上の他、ミャンマー情勢の現状等について意見交換が行われた。

(参考)「JSPP21」とは

(1)日本とシンガポールが経費を折半し、第三国に対する技術協力を行うプログラム。年間20コース前後の研修を実施し、300名前後の研修員を受け入れている。

(2)1993年5月の両国首脳会談において、両国が共同で域内の開発途上国に対する技術協力を実施していくことで意見が一致したことを受け、1994年、「JSPP21」の前身となる「JSPP」が発足。1997年、経費を両国で折半し、両国の関係をイコール・パートナーシップとして位置づけることを確認し、「JSPP21」に改称。

(3)1994年のJSPP発足以来、交番システムや貿易投資促進、マラッカ海峡における航路標識等に関する延べ209コースの研修を実施し、ASEAN諸国を中心に3,507名の研修員を受け入れている。

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