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ウマラ・ペルー大統領の訪日(概要)

平成24年5月10日

  • ウマラ・ペルー共和国大統領と握手をする野田総理の写真
    (写真提供:内閣広報室)
  • 日・ペルー首脳会談の写真
    (写真提供:内閣広報室)

1. 日程概要

  1. (1)オリャンタ・ウマラ・タッソ・ペルー共和国大統領は,公式実務訪問賓客として,ナディン・エレディア夫人とともに,5月8日(火曜日)から10日(木曜日)の日程で訪日しました。同大統領には,ロンカリオロ外務大臣,カスティーヤ経済財政大臣,シルバ通商観光大臣等が同行しました。
  2. (2)9日(水曜日)には,天皇皇后両陛下御会見及び午餐,野田佳彦内閣総理大臣との首脳会談及び野田総理主催夕食会,横路孝弘衆議院議長訪問,日・ペルー経済協議会,ペルー投資セミナー等が行われました。
  3. (3)また,9日はロンカリオロ外務大臣と玄葉外務大臣との外相会談も実施されました。

2. 首脳会談概要

  1. (1)野田総理から,ウマラ大統領との再会を歓迎するとともに,本年3月1日に発効した日・ペルー経済連携協定(EPA)の円滑運用等を通じた経済関係の更なる進展を始めとして,日系人学校で学んだ経歴を有し,日本に親しみを持つウマラ大統領と協力して二国間関係をより一層深化・発展させていきたい旨表明しました。これに対し,ウマラ大統領から,日本での歓待への謝意とともに,EPAをてこにした貿易の拡大,文化・教育面での関係強化に言及するとともに,日本からの政府開発援助(ODA)に感謝する旨表明しました。
  2. (2)野田総理から,鉱山分野を中心に日本企業はペルーに投資し,今後の投資増加も見込まれるので,治安及び税制を含めた投資環境の安定に引き続き配慮を要請するとともに,ペルーによる日本食料品輸入規制措置の撤廃に感謝を表明しました。これに対し,ウマラ大統領は,マクロ経済の安定と法的安定性が外資の支援になる旨応答しました。
  3. (3)ウマラ大統領は,今後の協力分野として,技術移転,教育に言及しました。
  4. (4)野田総理から,新規円借款4案件の供与決定について表明しました。さらに,新マカラ国際橋建設計画が早期完工し,地域の発展に繋がることを期待する旨表明しました。
  5. (5)ウマラ大統領は,日本の環太平洋パートナーシップ(TPP)参加を支持,ペルーの協力を期待して欲しい旨表明しました。これに対し,野田総理から,今後ともペルーの協力を得ていきたい旨応答しました。
  6. (6)野田総理から,安保理改革につき現実的な改革を目指したい旨表明しました。これに対し,ウマラ大統領は,安保理改革について日本の立場を支持する旨応答しました。

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