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ナジブ・マレーシア首相の公賓訪日(概要と評価)

平成22年4月22日

 4月18日~20日、ナジブ・マレーシア首相が公賓として訪日したところ、その概要と評価は以下のとおり。

1.訪日概要

  1. (1) マレーシア側代表団
     賓客夫妻に加え、ライス情報・通信・文化大臣(外務大臣代行)夫妻、ラジ外務省第一外務副次官、ファティマ国際貿易・産業副次官、カマル・ヤン首相特別補佐官他が公式随員として随行。
  2. (2) 主要日程
19日午前
  • 総理官邸にて歓迎行事を実施。
  • 江田参議院議長と会談。
19日午後
  • 皇居にて天皇皇后両陛下御引見。
  • JFEペットボトル・リサイクル・プラント訪問。
  • 鳩山総理と首脳会談実施。両首脳が共同首脳声明「新たなフロンティアに向けて強化されたパートナーシップ」に署名、共同記者発表。総理夫妻主催晩餐会。
20日午前
  • 民主党日・マレーシア友好議連主催朝食会。
  • 明治大学訪問、名誉学位授与式、講演「日馬大学間交流の促進」。
20日午後
  • 経済5団体(日本貿易会、日本商工会議所、日本経団連、日・マレーシア経済協議会、経済同友会)主催歓迎昼食会。
  • 日・マレーシア経済ラウンド・テーブル。
  • 個別企業と会合。

2.評価

  1. (1) ナジブ首相にとって、昨年4月の首相就任以来初の訪日。マレーシア首相の公式訪日は1997年のマハティール首相(当時)以来。
  2. (2) 1981年にマハティール首相が提唱した「東方政策」の実施によってますます強くなった両国国民の紐帯を踏まえ、共同首脳声明「新たなフロンティアへ向けて強化されたパートナーシップ」(骨子仮訳英語版)を発表。1)平和と安定のための協力、2)競争力強化と持続的成長のための協力、3)環境・エネルギー分野での貢献のための協力、4)人材育成及び交流促進のための協力の4本柱。
  3. (3) 環境・エネルギー分野については、付属文書として「日・マレーシア環境・エネルギー協力イニシアティブ」(日本語版(PDF)英語版(PDF))を発表。これまでの協力を踏まえ、更に両国間の協力を進め、協議していくことで一致。

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