4月18日~20日、ナジブ・マレーシア首相が公賓として訪日したところ、その概要と評価は以下のとおり。
1.訪日概要
- (1) マレーシア側代表団
賓客夫妻に加え、ライス情報・通信・文化大臣(外務大臣代行)夫妻、ラジ外務省第一外務副次官、ファティマ国際貿易・産業副次官、カマル・ヤン首相特別補佐官他が公式随員として随行。 - (2) 主要日程
19日午前 |
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19日午後 |
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20日午前 |
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20日午後 |
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2.評価
- (1) ナジブ首相にとって、昨年4月の首相就任以来初の訪日。マレーシア首相の公式訪日は1997年のマハティール首相(当時)以来。
- (2) 1981年にマハティール首相が提唱した「東方政策」の実施によってますます強くなった両国国民の紐帯を踏まえ、共同首脳声明「新たなフロンティアへ向けて強化されたパートナーシップ」(骨子・仮訳・英語版)を発表。1)平和と安定のための協力、2)競争力強化と持続的成長のための協力、3)環境・エネルギー分野での貢献のための協力、4)人材育成及び交流促進のための協力の4本柱。
- (3) 環境・エネルギー分野については、付属文書として「日・マレーシア環境・エネルギー協力イニシアティブ」(日本語版(PDF)
・英語版(PDF)
)を発表。これまでの協力を踏まえ、更に両国間の協力を進め、協議していくことで一致。
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