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町村官房長官とソムサワート・ラオス常任副首相との会談
平成20年7月2日
7月2日（水曜日）午前10時00分から10時30分まで、
内閣官房長官は、訪日中のソムサワート・レンサワット・ラオス常任副首相と会談を行ったところ、概要次のとおり。
- 町村官房長官より、ソムサワート副首相の訪日を歓迎し、本年5月のチュンマリー国家主席訪日が大成功に終わり、両国関係が深化・拡大していることは喜ばしく思う、本年1月に行われた日メコン外相会議等を通じて、メコン地域全体との協力も進展している旨述べた。
- これに対し、ソムサワート副首相は、日ラオス投資協定は、近々発効する予定であり、訪日中に行う投資セミナーを通じて日本企業のラオスへの関心が一層高まることを期待する旨述べた。
- また、同副首相より、今回の日ラオス投資協定の署名に関連して、これまでの日本からの対ラオス支援に対する謝意が示されるとともに、今後のラオスへの投資拡大のためにもインフラ整備に対する日本からの更なる支援の期待が表明された。
- 町村官房長官より、日本と北朝鮮の双方と友好関係を有するラオスより、拉致問題の解決なくして日朝関係の正常化はないとのメッセージを北朝鮮に伝えてもらいたいと要請したのに対し、ソムサワート副首相より、日本側の懸念を北朝鮮に伝え、日朝関係の改善や地域の安定のためにラオスとしても協力していきたい旨述べた。