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日韓外相会談・ワーキングランチ(概要)

平成18年12月27日

 12月27日(12時10分~13時30分)、麻生大臣は、来日中の宋旻淳(ソン・ミンスン)韓国外交通商部長官と、外相会談及びワーキングランチを行ったところ、概要以下のとおり(なお、右に先立ち、日・韓刑事共助条約の批准書の交換式が行われた)。

1.冒頭挨拶

 麻生大臣より、宋長官の外交通商部長官就任に対し祝意を述べ、就任後単独での初めての外遊先として日本を訪問したことを歓迎する旨述べたのに対し、宋長官より、麻生大臣と個人的信頼関係を構築し、今後緊密に協力していきたい旨述べた。

2.日韓関係

(1)両国間の対話

(イ)両外相は、未来志向の日韓関係を構築していくために、両国ハイレベルを含め、あらゆるレベルで緊密に協議・協力するとともに、国民の交流を一層促進していくことで一致した。

(ロ)両外相は、10月の訪韓の際に安倍総理より盧武鉉大統領に対し訪日を招請したことに関し、同訪日を実質的な良いものとすべく、外交当局同士で準備していく必要があるとの点で一致した。

(ハ)宋長官より、日韓外相会談をできるだけ頻繁に開催したい旨述べるとともに、麻生大臣にできるだけ早期に訪韓してほしい旨招請した。これに対し、麻生大臣より、機会を見つけて訪韓したい旨応答した。

(ニ)両外相は、日韓安全保障対話を早期に実施することで一致した。

(2)国民の交流

 麻生大臣より、21世紀東アジア青少年大交流構想について紹介し、韓国からも多くの青少年をお招きしたいと述べた。これに対し、宋長官より謝意が表明され、韓国側としても協力していきたい旨述べた。

(3)漁業問題

 麻生大臣より、漁獲割当交渉が妥結したことを歓迎する旨述べ、日韓漁業協定に基づき、資源管理に関する政府間協議を実施したい旨発言した。これに対し、宋長官より、民間合意が守られるよう政府としても格別の努力をしていきたい旨述べた。

3.北朝鮮問題

(1)両外相は、以下の点につき一致した。

(イ)六者会合共同声明の実施に向け日韓間で緊密に協力していくことが必要。

(ロ)実質的成果が得られることが重要。

(ハ)先の六者会合においては、金融の問題を理由に北朝鮮が共同声明実施の具体的な議論に入ること自体を拒否したことは遺憾。

(2)また、宋長官より、南北関係の特殊な状況につき発言があったのを受け、麻生大臣より、韓国政府の置かれた立場は良く理解している旨述べるとともに、拉致問題の重要性を改めて指摘し、宋長官の理解を求めた。宋長官からは、日本の置かれた立場は良く理解している旨の発言があった。

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