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日韓外相会談(概要)

平成18年11月5日

 11月5日、麻生外務大臣は、訪日した潘基文(パン・ギムン)韓国外交通商部長官と、約1時間40分にわたり、夕食を交えながら会談を行ったところ、概要は以下のとおり。

1.冒頭のやりとり

(1)潘長官より、2年10ヶ月の長官在任中、日本の外相と22回の会談、19回の電話会談を行った、これは日韓関係の緊密さを示すものである、韓国外交通商部長官としての訪日は今回で最後となろうが、国連事務総長就任後も、日本との関係は格別のものとして重視していく旨述べた。

(2)これに対し、麻生大臣より、昨年の釜山APEC以来7回目の会談となる、国連事務総長としての活躍を祈念している、これまでの協力に感謝する旨述べた。

2.国連改革

(1)麻生大臣より、国連改革のための課題は山積している、時代にあった国連に変えていく必要がある旨述べた。

(2)これに対し、潘長官より、自分はこれまでのどの事務総長よりも国連改革の任務が多い事務総長となろう、その最大の関心国の一つが日本であることは良く承知しており、日本とは緊密に協力していきたい、また、地域紛争等の多くの課題にも取り組む必要がある旨述べた。

3.北朝鮮

(1)核問題

(イ)潘長官より、北朝鮮の核問題については、日韓及び日米韓の緊密な協力を今後も保っていきたい旨述べた。

(ロ)これに対し、麻生大臣より、北朝鮮が六者会合に復帰する旨表明したが、会合再開自体が目的ではなく、北朝鮮による安保理決議及び六者会合共同声明の履行が必要である、潘長官におかれても、今後は国連事務総長としての積極的な役割を期待する旨述べた。これを受け、潘長官より、韓国も安保理決議を忠実に実施する、国連事務総長としても、北朝鮮の核問題は重大な問題として引き続き真剣に取り組んでいく旨述べた。

(2)拉致問題

(イ)麻生大臣より、先般のソウルでの会談の際、潘長官が事務総長就任後も拉致問題に格別の関心を払っていく旨述べられたことを心強く思っている旨述べた。これに対し、潘長官より、拉致問題についての日本の関心は誰よりも良く承知しており、事務総長としてできる協力をしたい、事務総長として役立てることもあると思っている旨述べた。

(ロ)これを受け、麻生大臣より、北朝鮮の人権問題・拉致問題への理解に感謝する、現在、我が国は国連総会に「北朝鮮人権状況決議」を提出しており、韓国の支援をお願いしたい旨述べた。

4.日韓二国間関係

 潘長官より、先月の安倍総理訪韓及び麻生大臣の訪韓を通じて、日韓関係の雰囲気が良くなったことを嬉しく思う、韓国政府も、来年上半期に日本において「おまつり」の開催を計画しており、協力をお願いしたい、事務総長就任後も日韓関係の発展を見守っていきたい旨述べた。

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