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日韓首脳会談(概要)

平成16年7月22日

 21日~22日、韓国を訪問中の小泉総理大臣は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領との間で首脳会談を行ったところ、概要以下のとおり。


1.日韓首脳会談(21日)

(1)日韓関係

(イ) 日韓間の交流・日韓友情年2005

(a) 小泉総理より、「冬のソナタ」が日本で社会現象とも言えるほどのブームになっていることを紹介したのに対し、盧大統領より、韓国が進めている日本文化開放の結果、韓国でも日本文化が抵抗感なく受け入れられている旨述べた。これに対し小泉総理より、アニメ等の残された分野についても日本文化開放を進めるよう要望を表明した。

(b) 明年の日韓国交正常化40周年を記念する「日韓友情年2005」の機会に、多様な交流事業を実施していくことは非常に意義があることで一致した。

(c) 小泉総理より、40年前、年間1万人であった日韓間の旅行者が、今や1日1万人となっていることに触れつつ、スポーツ、芸術、文化を含むあらゆる分野の交流を促進していきたい旨述べたのに対し、盧大統領が賛意を表した。

(ロ) 韓国人に対する査証免除

 小泉総理から、愛知万博に合わせ、明年3月から9月まで、期間限定の査証免除を暫定的に実施し、また、その結果を踏まえて恒久的査証免除を検討していくことを表明した。

(ハ) 日韓FTA

 小泉総理から、早期実現に向け努力したい旨述べたのに対し、盧大統領から、なるべく早く進めたい、そのための国内努力を促している旨述べた。明年内の妥結を目標とすることが改めて確認された。

(ニ) 日韓税関相互支援協定

 実質合意を歓迎した。

(ホ) 日韓刑事共助条約

 締結交渉を開始することで合意した。

(ヘ) ITER(国際熱核融合実験炉)

 我が国への誘致に対する韓国の協力を確認した。

(ト) 過去の問題

(a) 小泉総理から、過去の歴史を直視し、反省すべきは反省し、その上で、未来に向け如何に隣国との関係を発展させるか、それが現在に生きる我々の責任である旨述べた。

(b) 共同記者会見において、盧大統領より、過去の問題を解決する過程について、解決していない問題があるのは事実であるが、韓国政府が公式に強要するのは適当ではなく、両国民が活発な民間交流を通じ、認識の違いを狭め、国民の共通認識が広がれば、それを土台に両国政府が新たな対話をすることができるものと考える旨述べた。

(2)北朝鮮情勢

(イ) 小泉総理より、5月22日の訪朝の模様を紹介しつつ、日朝平壌宣言の誠実な履行を確認したこと、平壌宣言に基づき、核、ミサイル、拉致を包括的に解決して、国交正常化を実現し、その後経済協力を行うという方針等を説明した。

(ロ) 北朝鮮の核問題につき、次回六者会合に向けて進展させる上でも、日米韓が、北朝鮮の核廃棄を完全に行うという目標を一致させつつ、連携を進めていくことが重要であることを改めて確認した。また、中国への働きかけも重要であることで一致した。

(3)東アジア地域における協力

 将来の北東アジアの開かれた友好関係を発展させていくために協力していくこと、日韓中の協力関係を推進していくとの点で一致した。東アジア地域協力でも、価値観を共有した日韓が主導的役割を果たし、開かれたコミュニティの形成のために緊密に協力していくことが重要であることで一致した。


2.盧武鉉大統領主催晩餐会(21日)

(1)日韓関係(首脳会談)

 日韓友好関係を引き続き発展していくために随時、首脳会談を行っていくことにつき合意した。本年内にも日本の温泉地で首脳会談を行うことを申し合わせた。

(2)イラク復興支援協力

 米国との同盟関係の重要性及びイラク問題に関し、国際協調とイラクの復興のためにも日韓両国が各々イラクでの協力を維持・継続していくことの重要性について意見の一致をみた。


3.両首脳の散策(22日)

 両首脳の間で、歴史を踏まえながら、日韓の友好協力関係を築いていくことの重要性を確認。



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