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日韓外相会談を兼ねた高村外務大臣主催昼食会(概要)

平成20年6月14日

(写真)

 6月14日、12時15分より13時50分まで、高村外務大臣は、日中韓外相会議出席のため訪日中の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官との間で、日韓外相会談を兼ねた昼食会を主催した。昼食会は、終始和やかな雰囲気の下で行われた。冒頭、柳長官より、岩手・宮城内陸地震へのお見舞いの言葉があり、高村大臣より謝意を表明した。

1.日韓関係

(1)総論

 両外相は、2月及び4月の日韓首脳会談により、「日韓新時代」が大変良いスタートを切ったことを確認し、日韓首脳会談の合意事項をしっかりとフォローアップし、本年後半に予定されている総理訪韓に向けて、「日韓新時代」の流れをより確かなものにしていくため協力していくことで一致した。また、柳長官より高村大臣に対して早期訪韓の招請があり、高村大臣より謝意を表明した。

(2)交流

 両外相は、先の首脳会談で合意したワーキング・ホリデー制度の参加者の上限の拡大、日韓新時代共同研究プロジェクトの開始、大学生交流事業の実施といった具体的なプロジェクトを着実に進めていくことで一致した。

(3)経済

 両外相は、日韓経済連携協定(EPA)の意義を再確認し、6月下旬に開催される同協定の交渉再開に向けた検討及び環境醸成のための実務協議を含め、積極的に協議していくことで一致した。

(4)国際的課題に関する協力

 両外相は、国連問題を含め、マルチ問題に関する日韓高級事務レベル協議を立ち上げることで一致した。そのほかにも、気候変動問題や大気汚染、海洋ゴミを含む海洋汚染対策などの環境問題についても、日韓間で積極的に協力していくこととした。

2.北朝鮮問題

 高村大臣より、六者会合の現状についての日本側の考え方を説明し、しっかりとした申告が早期に提出されることの重要性等を強調し、六者会合は重要な局面に入っており、日韓、日米韓の間の連携が今までになく重要な状況となっている旨述べた。これに対し、柳長官も、賛意を表明し、引き続き日米韓の間で緊密に協議する必要がある旨述べた。

 日朝関係については、高村大臣より、11日及び12日に行われた日朝実務者協議の概要を説明するとともに、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して国交正常化を実現するため、引き続き努力していきたい旨述べた。これに対し、柳長官からは、韓国政府としても拉致問題が日本国民の納得できるような形で早く解決されることが重要と考える、韓国政府としてもできる限りの努力をしたい旨の発言があった。

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