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日伊首脳会談（概要）
平成20年7月8日
8日午後9時14分より約20分間、福田総理は、ウィンザーホテル内でベルルスコーニ首相とワーキングディナー後に短時間の会談を行ったところ、概要以下のとおり。
- 福田総理より、今次サミットにおけるベルルスコーニ首相の協力に感謝している旨述べたところ、ベルルスコーニ首相より、日本側の配慮を評価している、今回のサミットが終了した後は責任をもって今回提案されたことを引き継いでいきたい旨述べた。また、ベルルスコーニ首相より、これまでG8サミットを7回経験しているが、サミットでは、フォローアップが重要であると考えている旨述べた。
- ベルルスコーニ首相より、日本はいろいろと良く実行していると評価しており、例えば、イスラエルとパレスチナの関係についての日本のイニシアティブについても高く評価している、日本はその高い技術力によって世界の様々な問題の解決に貢献していくことができると思っている旨述べた。
- 二国間関係について、ベルルスコーニ首相より、イタリアと日本の関係は良好であり、明年イタリア政府は日本において大型交流事業「イタリアの秋」を実施する予定であるが、日本からもイタリアにおいて日本の伝統やその有している可能性について紹介するキャンペーンを行うことを期待している旨述べた。
- その他両首脳は、和やかな雰囲気の中で、今回のサミットの印象等について意見交換を行った。