中東

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イラク官民経済ミッション派遣
概要と評価

平成23年6月7日

外務省
経済産業省

1.概要

  1. (1)6月4~6日、今後の日本企業によるイラクでのビジネス展開への契機とすることを目的として、坂場イラク復興支援等調整担当大使を団長として、日本の民間企業および関連機関の約20社・団体が参加するイラク経済ミッションが、石油資源が豊富に存在し、かつ最大の貿易港を有するイラク南部バスラ県を訪問した。
  2. (2)イラク滞在中、ミッション一行は、県投資委員会委員長他との意見交換を行い、バスラ県を管轄するエネルギー関係の公社数社の幹部との意見交換を目的としたビジネス会合を開催した。ビジネス会合においては、バスラ県の投資機会、優遇措置等についての説明が行われ、日本企業の更なる進出について強い期待が表明された。ミッション参加企業からは、各社の事業内容等の紹介があると共に、バスラの経済状況、個別経済案件に関する活発な意見交換が行われた。
  3. (3)ビジネス会合に引き続き、ミッション参加者は、イラク側参加者との個別の会合を実施し、具体的案件の発掘、促進について実務的な議論を行った。
  4. (4)バスラ滞在中、ミッション参加者は、バスラ市近郊の製油所及び発電所を視察し、現地の復興ニーズ、ビジネス機会を肌で感じる機会を得た。

2.評価

  1. (1)今次イラク経済ミッションのイラク派遣は、イラク新政権の下で日イラク間のビジネスの拡大を加速するべく行われた本年2月のミッションをふまえて行われた。東日本大震災や変動する中東情勢を踏まえつつも、日イラク間経済関係強化の取組を継続していく日本側の意図をイラク側に伝える上で有意義であった。
  2. (2)さらに、2009年にバスラで開催した日イラク経済フォーラムがバスラ国際空港敷地内で1日限りで開催されたのに対し、最近のバスラの治安の安定化等を踏まえ、今次ミッション訪問は、2泊3日の日程でバスラ市内に滞在し、会合及び視察を行った。これは、日本企業の現地進出を求めるイラク側に対して大きなアピールとなったと言える。
  3. (3)日本を代表する企業がバスラを訪問し、イラクの現状を直接肌で感じつつイラク地方政府当局及び企業幹部と直接且つ率直な意見交換を行ったことは、今後の日本企業のイラク再進出への道を拓く契機として大きな意義を有する。
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