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日インドネシア首脳会談(概要)

平成21年10月26日

 10月25日(日曜日)、ASEAN関連首脳会議等出席のためタイのチャアム・ホアヒンを訪問中の鳩山総理は、8時30分頃から9時00分頃までの約30分間、ドゥシタニ・ホテルにおいて、ユドヨノ・インドネシア大統領と首脳会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1. 日インドネシア関係及びパダン沖地震災害

(1)鳩山総理より、ユドヨノ大統領再任に祝意を表するとともに、ASEANの中核であり、また伝統的に我が国と緊密な関係にあるインドネシアを戦略的パートナーとして重視している旨発言した。また、西スマトラ州パダン沖地震災害についてお見舞いを申し上げ、その被災地を視察するために岡田外務大臣がインドネシアを訪問したが、今後できる限りの支援をしていきたい旨述べた。

(2)これに対しユドヨノ大統領より、お会いできて光栄である、ピッツバーグから間をおかずしてお会いできたことは、鳩山総理のインドネシアに対する関心を示すものであり感謝する、インドネシアとしても日本との関係を発展させたい、地震のお見舞いに対してインドネシア及び同国民の名において感謝の意を申し上げる旨述べた。また、鳩山総理のリーダーシップの下、日本とインドネシアとの友好関係を発展させたい、特に、貿易、投資、産業、エネルギー、気候変動の分野において協力を進めていきたいと述べた。

2. 気候変動

(1)鳩山総理より、以前にバンダ・アチェの地震災害を視察して、その悲惨さに目を覆うばかりであった、その原因のひとつが気候変動であると考えていると言及し、先の国連での気候変動に関する鳩山総理の提案に関して、気候変動に関する鳩山イニシアティブにも合致する具体的な案件として、4億ドルの円借款(気候変動対策プログラムローン)の供与を検討している旨ユドヨノ大統領に伝え、気候変動対策として使っていただきたい、それは測定ができて検証可能な方法で使っていただきたいということを述べた。また、日本の省エネ技術は世界の中でも一歩先に進んでおり、そのような技術面でも協力は惜しまないということも述べた。

(2)これに対しユドヨノ大統領より、謝意を述べるとともに、インドネシアとしてもこの問題については、輸送の問題、燃料消費における二酸化炭素排出の抑制に努力するなど、真剣に取り組んでおり、今後は森林伐採や森林火災にも取り組んで行きたいと述べた。

(3)これを受けて鳩山総理より、森林伐採の問題は地球環境を汚染する最大の敵であり、是非挑戦的に頑張っていただきたい、この関連で来年、名古屋で生物多様性条約締約国会議を開催するが、そのような取組を通じて森林伐採についてもわが国のイニシアティブを発揮したいと述べた。

(4)ユドヨノ大統領より、名古屋での会議にはインドネシアとしても参加したい、過去5年間、インドネシアは森林伐採の問題に真剣に取り組んできたが、まだまだやることがある、引き続き支援をお願いしたい旨述べた。

3. 中東和平

 鳩山総理より、最大のイスラム国家であるインドネシアと今後とも協力していきたい旨述べたのに対し、ユドヨノ大統領より、今後も協力していきたい旨答えた。

4. バリ民主主義フォーラム

 鳩山総理より、12月に予定されているバリ民主主義フォーラムに参加の招待を頂いている件については、国会の状況や国内の日程を確認した上で回答したいと述べた。

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