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バリ民主主義フォーラム・選挙訪問プログラムの実施(概要)

平成22年7月

1.概要

 7月8日(木曜日)から13日(火曜日)まで,7月11日(日曜日)の我が国参議院議員選挙の機会をとらえ,ASEAN各国,中国,韓国,インド,豪州,NZ,東ティモール各国の選挙関係者等を我が国に招聘し,民主主義,我が国選挙制度及び行政制度等に関するワークショップ,投票所へのスタディ・ツアーなどを行う選挙訪問プログラム(注1)が実施された。

2.目的

 同プログラムは,バリ民主主義フォーラムの枠組みの下,2009年12月の第2回バリ民主主義フォーラム(BDF)の議長声明(注2)に基づき,インドネシアの平和民主主義研究所(IPD; Institute for Peace and Democracy)が中心となり,我が国外務省及びインドネシア外務省との協力の下,アジア地域における民主主義の経験の共有,特に選挙についての理解を深めることを目的として実施された。

3.参加者

 インドネシアのバリ島にあるウダヤナ国立大学に設置された平和民主主義研究所(バリ民主主義フォーラムの実施機関)のクトゥト・プトラ・エラワン(I Ketut Putra Erawan, Ph.D)所長を団長として,アジア諸国及び豪州,NZの16カ国の選挙関係機関中堅幹部,若手研究者等37名が参加した。

4.プログラムの詳細

(1)本件プログラムでは,初日に我が国政治制度・選挙制度,行政制度,メディアの役割に関するワークショップを,政策研究大学院大学の増山幹高教授,堀江正弘教授及び日本経済新聞小牧編集委員を講師として実施。2日目には都内の街頭演説を視察。3日目には首都圏の6カ所の投票所における投票を視察,その後,開票結果を見ながらグループに分かれてディスカッションを実施。4日目には,ワークショップの総括として,再び増山幹高教授から前日の参議院選挙の結果解説が行われ,これに対する質疑応答,その後グループごとに今回のプログラムに対する所感の発表,最後にエラワン所長が総括した。その後,国会議事堂視察,歓送レセプションが実施された。

(2)本件プログラムでは,冒頭のオリエンテーションにおける,エラワン平和民主主義研究所所長からの包括的な説明を受け,各国参加者も高い問題意識と意欲を持ち,ワークショップでは講師の講義に対して終始活発な質疑が行われた。また,参加者からは,講師の説明は明快であった旨の評価がなされた。また,投票日には,各選挙管理委員会が各投票所において一行の訪問受入れを行った。


(注1)バリ民主主義フォーラムの枠組みにおける選挙訪問プログラムは,もともとインドネシアのイニシアティブにより,2009年7月のインドネシア大統領選挙の際に始めて実施された。本年5月のフィリピン大統領選挙の際に2回目が実施され,今回の我が国の参議院議員選挙の際の選挙訪問プログラムは3回目。

(注2)昨年12月にインドネシア・バリ島で行われた第2回バリ民主主義フォーラムにおいては,ユドヨノ・インドネシア大統領と我が国鳩山総理(当時)が共同議長を務めた。鳩山総理(当時)から,相互に選挙を視察し合うプロジェクトの実施を提案。同提案に基づき,議長声明には,今後の活動として,ワークショップ,セミナー,研修とともに,選挙訪問が盛り込まれた。

  • (写真)街頭演説を視察(7月10日)
    街頭演説を視察(7月10日)
  • (写真)投票所へのスタディ・ツアー(7月11日)
    投票所へのスタディ・ツアー(7月11日)
  • (写真)投票所へのスタディ・ツアー(7月11日)
    投票所へのスタディ・ツアー(7月11日)
  • (写真)国会議事堂を視察(7月12日)
    国会議事堂を視察(7月12日)

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