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安倍総理とジャグデオ・ガイアナ共和国大統領との会談及び日・ガイアナ環境・気候変動共同声明への署名

平成19年6月26日

  1. 安倍晋三内閣総理大臣は、6月26日(火曜日)午後6時より約50分間、実務訪問賓客として我が国を訪問中のジャグデオ・ガイアナ大統領と会談を行った。また、会談後、両首脳は、日本国政府とガイアナ共和国政府による環境・気候変動分野における協力の一層の強化に関する共同声明に署名を行った(共同声明(英文)同声明の和文仮訳共同声明骨子)。
  2. 首脳会談での主なやり取りは次のとおり。

    (1)冒頭

     安倍総理は、日・ガイアナ外交関係樹立40周年にあたる記念の年にジャグデオ大統領が訪日したことにつき歓迎の意を表し、更なる友好協力関係の強化を期待する旨述べた。

    (2)経済協力

     安倍総理より、これまでのガイアナに対する経済協力に触れつつ、ガイアナにおける安全な飲料水の確保(ガイアナに対する無償資金協力「コリバートン給水計画(第2期)」)や森林保全のための我が国の支援について説明した。これに対し、ジャグデオ大統領より、日本の協力はガイアナ国民の生活向上に大いに貢献しているとして深甚な謝意が表明された。

    (3)環境問題

     安倍総理より、「美しい星50」の提案について説明したのに対し、ジャグデオ大統領よりガイアナが直面する気候変動による海面上昇や異常気象による洪水の問題の深刻さに懸念を表明し、この分野での我が国の協力を要請しつつ、「美しい星50」による安倍総理のイニシアティブを高く評価し賛同する旨述べた。これを受けて、環境・気候変動分野での両国の協力推進に向けた共同声明を発出することとした。安倍総理は、環境分野での協力関係強化のため、今年中にガイアナの環境行政に携わる若手指導者を数名、我が国に招聘する旨伝えた。

    (4)日・カリコム関係

     ジャグデオ大統領より、脆弱なカリコムとして日本からの支援を得て日・カリコム関係が更に強化されることを期待する旨発言がなされたのに対し、安倍総理より、カリコム諸国のリーダー的存在であるジャグデオ大統領の協力を得つつ、カリコムとの良好な関係を今後も維持していきたい旨述べた。

    (5)国連安保理

     安倍総理より、これまでの我が国の常任理事国入り支持につき感謝の意を表明しつつ、引き続き安保理改革の早期実現と我が国の常任理事国入りへの支持、及び、2008年の安保理非常任理事国選挙における我が国立候補に対する支持を要請した。ジャグデオ大統領は、早期の国連改革の必要性及び我が国の常任理事国入りを引き続き支持し、カリコム諸国に対しても我が国支持を働きかける旨約束した。また、2008年の非常任理事国選挙についても我が国を支持する旨表明した。

    (6)北朝鮮問題

     安倍総理より、北朝鮮の非核化、拉致問題解決のためには国際的な連携が重要であり、ガイアナの協力を得たい旨述べたのに対し、ジャグデオ大統領は北朝鮮は関連する国連決議を遵守することが必要である旨述べた。

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