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(「V4+日本」協力の実績)
平成22年1月
1月18日(月曜日)~22日(金曜日)の間、V4諸国(チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア)、ブルガリア及びルーマニアより、開発協力を担当する実務者を招へいし、東京において「開発協力セミナー」を実施したところ、概要と評価以下のとおり。
近年新興ドナー国として重要性を高めている参加各国の我が国援助に対する理解を深め、各国における今後の援助政策の検討や、我が国との協力の緊密化に資することを目的として実施。
外務省の他、国際協力機構(JICA)、国際開発高等研究機構(FASID)及び政策研究大学院大学(GRIPS)等の我が国の援助政策関係機関を訪問し、我が国の援助政策や各機関の組織・活動等に関する講義及び意見交換が行われた。
V4諸国(チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア)、ブルガリア及びルーマニアからの開発協力を担当する実務者。
(1)今回のセミナーを通じて、各国における援助体制整備に向けた課題や、援助の重点国、関心分野等に関する有益な意見交換が行われた。
(2)「援助される側」から「援助する側」へと移行する途上にある参加国においては、キャパシティビルディングやオーナーシップを重視する我が国の援助政策や、我が国の援助体制、効率化に向けた努力等について理解を深めることができた。
(3)援助実施について、より進んだ参加国においては、今後の協力関係を一層緊密なものとすべく、重点国、援助政策等について、日本側との相互理解を深めることができた。