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2012年日中国交正常化40周年記念事業
日中国民交流友好年
~新たな出会い,心の絆~
平成24年9月
多層的な国民交流を促進していくとの観点から,幅広い分野で様々な行事が行われることが期待されますが,以下の重点分野の行事を,できる限り支援します。
青少年交流
青少年の交流強化は,次世代の日中関係のみならず,日中双方の国民感情改善のためにも極めて重要です。
地方間交流
現在,日中間には数多くの姉妹都市提携があります。地方レベルでの交流は,草の根交流として相互理解を促進する上で,大いに意義があります。また,地域経済の振興との観点からも貿易,投資,観光分野等を中心に日中両国で地方間の交流を活性化することは有意義です。
文化・スポーツ交流
日中間には長きにわたる文化交流の歴史があります。また,伝統文化だけではなく,ポップカルチャー,さらには日本人のライフスタイルなど現代日本に関する多面的な情報や交流機会に接する機会を増やすことにより,新しい日本と日本人のイメージを確立し,「等身大」の対日理解促進に努めます。
草の根交流
国交正常化後40年間にわたって日中間で各種交流が積み上げられてきた様々な交流の実績に焦点を当て,それらの実績を固めるとともに,2012年を全国的な交流の一年とし,2012年以降の交流を更に活性化する機会とします。
観光交流
近年,日中間の観光交流は着実に拡大する傾向にありましたが,東日本大震災等の影響により,海外から日本への観光客が大幅に減少しています。観光交流は歴史,文化,自然,風俗習慣,食文化も含めた多面的な相互理解の促進にとって極めて有効なツールであり,また,経済的な効果も期待できます。
経済交流
中国経済の発展・拡大に伴って,日中間の経済関係にも大きな変化が生じつつあります。こうした中でお互いの経済の実情について相互理解の増進を図り,日中間で関心の高いテーマ(環境,エネルギー,農産物貿易など)について交流を深めることは重要です。
被災地支援
当面,東日本大震災に対する支援は最優先課題であり,風評被害対策及び観光促進・復興支援関連事業と本周年事業との有機的な連携を図ることが必要です。また,上述の各種交流において,東日本大震災からの復興支援の観点及び被災地の希望を踏まえつつ,可能な限り被災地への支援となるようなイベントの実施に努めます。
平成23年10月25日,実行委員会第1回会合が開催されました。外務省は実行委員会と連携し,各事業・イベントの支援を行っていきます。
実行委員会では,主催事業を企画・実施する他,日本側の様々な組織・団体が企画する行事で,実行委員会に対し認定申請があるものを審査し,本交流事業の趣旨にふさわしい行事に対しては,「認定行事」名義の付与を行います。認定された事業は,ロゴマークおよびキャッチフレーズを使用することができます(35周年では,中国国内及び日本国内で実施された計328件のイベントが認定行事として実施されました。)。
日中国交正常化40周年記念行事の認定,ロゴマーク,キャッチフレーズ使用申請について
平成23年12月25日の日中首脳会談で,日中国交正常化40周年となる来年を「日中国民交流友好年」とし,「新たな出会い,心の絆」というキャッチフレーズの下,日中両国民の友好の絆を一層深める年とすることで一致しました。また,「日中国民交流友好年」のロゴマークとしてCJハートを使用することになりました。
国交正常化後40年の長きにわたり日中間では様々なレベルや分野での交流が積み重ねられてきています。2012年は,それら交流の基礎の上に,日中両国民間で全国的規模の交流を行い,将来にわたる友好交流を更に発展させるという日中両国間の共通認識に基づくものです。
国交正常化40周年記念事業の推進にあたっては,相手国との接点がなかった人々の参加を促し,新たな出会いを創出することで交流のすそ野を広げていくことを目指しています。また,交流の基本は「心」であり,両国国民がお互いに相手を尊重する気持ちをもって幅広く交流に努めることで,両国間の絆を一層強固なものにしていきたいという期待をこめました。
日中交流の基本は「心(ハート)」であることから,ロゴマークにつきましては,2007「日中文化・スポーツ交流年」時に使用したロゴマーク「CJハート」を継続して使用することといたしました。China-Japanの頭文字「CとJ」を組み合わせ,ハートを(心)を形作っているこのマークは,2007「日中文化・スポーツ交流年」事業終了後も,日中の交流事業の中で継続して使用され,日中交流活動のシンボルとして広く認知されています。
外務省アジア大洋州局日中交流室
〒100-8189
東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:03-5501-8000 (ext. 5008, 5010, 5017)
ファックス:03-5501-8260
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