アフリカ

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ヤマスム・チャド外務・アフリカ統合大臣の訪日
(概要と評価)

平成17年7月28日

 ヤマスム・チャド共和国外務・アフリカ統合大臣は7月19日(火曜日)から21日(木曜日)まで外務省賓客として訪日したところ、概要以下のとおり。

1.概要

(1)ヤマスム外務・アフリカ統合大臣は、町村外務大臣と会談した他、小此木経済産業副大臣等、我が方要人との間で幅広い意見交換を行った。

(2)日・チャド外相会談においては、二国間関係強化の観点等から以下の点につき幅広い意見交換を行った。

(イ)アフリカの開発
 町村大臣より、我が国は今年を「アフリカの年」と位置づけており、既に小泉総理は、今後3年間でアフリカへのODAを倍増すること、今後5年間でODA全体について100億ドルの積み増しを目指すこと、保健分野において総額50億ドルを目途とする包括的協力を行うことを明らかにしていることを説明した。
 これに対し、ヤマスム大臣より、日本の対アフリカ支援に感謝の意が述べられ、チャドもこの歴史的な好機を利用して発展に努めたい旨説明があった。

(ロ)スーダン難民関連支援
 町村大臣より、チャドが隣国スーダンからの難民を多数受け入れていることを高く評価するとともに、我が国もチャドのスーダン側国境付近にJICA専門家を派遣し、難民キャンプ周辺のチャド住民のために、井戸堀りなどの緊急支援を行なっていることなどを説明した。
 これに対し、当該地域における日本の支援をチャド側としても高く評価していること、また、スーダンからの難民問題はいつ解決するか目途がたっていないので、今後も引き続き協力して欲しい旨ヤマスム大臣より説明があった。

(3)また、今次訪日の機会に、ヤマスム大臣は愛・地球博を訪れ、アフリカ共同館内のチャド共和国展示室のオープニングセレモニーを行った。

2.評価

(1)日・チャド外相会談においては、二国間の強化のみならず、我が国の対アフリカ外交の基軸であるTICADプロセスの推進についても、人間中心の開発、平和の定着、貿易投資の促進等の面において連携・強化していく旨確認された。

(2)また今次訪日では小此木経済産業副大臣をはじめ、開発パートナーであるJICAとも忌憚ない意見交換を行い、チャドとの協力関係を一層強化するための協議を行った。

(3)国連・安保理改革においても、本年の好機を逃さず改革を実現することの必要性を確認し、AU(アフリカ連合)と協力してプロセスを進めることで合意した。

(4)このように今次ヤマスム外務・アフリカ統合大臣の訪日は、両国の協力関係を醸成することに大きく寄与した。

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