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ブータン国王王妃両陛下の福島県訪問(概要)

平成23年11月18日

  • (写真)ブータン国王王妃両陛下の福島県訪問-1
  • (写真)ブータン国王王妃両陛下の福島県訪問-2
  • (写真)ブータン国王王妃両陛下の福島県訪問-3
  1. 11月18日(金曜日)13時過ぎ,ジグミ・ケサル国王王妃両陛下は新幹線で福島駅に到着され,出迎えた佐藤福島県知事の案内により,車列まで移動された。その途中,駅前広場でご到着を待ち受けブータン国旗をうち振る一般市民の大歓迎を受けた。子供たちは,ゾンカ語(ブータンの国語)で「ジェンパレクソー」(ようこその意味)と口々に声にしながら歓迎,両陛下も笑顔で握手しながら,市民の歓迎に応えられた。両陛下は,陸路,相馬市桜丘小学校に向かわれた。
  2. 車で約1時間15分の道のりであったが,沿道でも随所で,県民が国王王妃両陛下の車列が通行するのを待ち,両陛下への歓迎の意を示していた。
  3. 国王王妃両陛下は相馬市桜丘小学校到着後,多目的ホールにて同校生徒(5年生,6年生)と約50分にわたり懇談された。児童代表の挨拶に続き,合唱部及び5年生による歌,並びに6年生によるよさこい踊りが披露され,両陛下は微笑みながら生徒からの発表を楽しまれた。続いて,国王陛下はブータンの子供達にもよく話していることであるがと前置きの上,「龍」の話をされた。国王陛下からの「龍がいると思うか?いないと思うか?」「何を食べて生きていると思うか?」との問いかけに,児童達は挙手や口頭で回答。また,国王陛下は「龍を見たことがあるか?」と問いかけられ,国王王妃両陛下とも,見たことがあると述べられた。児童が驚くと,国王陛下は,「一人一人の中に龍はいる。その龍は何を食べているのか?皆の経験や体験を糧にして育っている。年を重ねるごとにその龍は強くなる。皆も,自分の中にいる龍を大切に育んで下さい。」と述べられた。また,王妃陛下からは,「次回日本を訪問するときは,この小学校を再び訪問します。」と述べられた。その後,記念撮影が行われ,学校の敷地内外の道路沿いに集まった大勢の市民たちの歓呼の声に送られながら,桜丘小学校を出発された。
  4. 16時前に,国王王妃両陛下は,相馬港原釜・尾浜地区に到着され,立谷相馬市長の出迎えを受け,相馬双葉漁業組合原釜支所にて,同市長より津波が押し寄せた際の様子や被災状況の説明を受けられた。
  5. 次に,国王王妃両陛下は,原釜・尾浜海水浴場に移動され,立谷市長からさらに被災状況の説明を受けられた。その後,先に到着し,チベット仏教の作法に則って法要を行ったキンレイ高僧一行とともに,夕日が沈みつつある西の方角(被災地区)に向かって手を合わせ,キンレイ高僧の読経が響く中,約3分間の祈りを捧げられた。祈りを終えられ,仙台空港に向けて出発される際には,車両の中から手を合わせつつ「この地を訪問できて良かった。犠牲者のために,祈り続けたい。」と述べられた。