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在アルジェリア邦人拘束事件
(我が国の働きかけ)

平成25年1月21日

 1月21日(月曜日),現在までの本件に関する我が国の各国に対する働きかけは以下のとおりです。

1 東京等における働きかけ(以下は特筆ない限り日本時間)

(1) 日・アルジェリア外相電話会談(16日23時35分)

 岸田外務大臣から,メデルシ外相に対し,人命最優先での対応を強く申し入れ。

(2) 日・ノルウェー外相電話会談(17日0時30分)

 岸田外務大臣とアイデ外相は,事態を極めて憂慮し,本件行為は断じて許されるものではなく,国際社会が一致して人質解放を呼びかけていく必要性と,関係国間で緊密な連携を行っていくことを確認。

(3) 日英外相電話会談(17日12時30分)

 岸田外務大臣からヘーグ外相に対し,アルジェリア及びノルウェーの外相との電話会談について説明した上で,事態を憂慮しており,こうした行為は断じて許せない旨述べ,英国との緊密な連携を確認。

(4) 日仏外相電話会談(17日17時30分)

 岸田外務大臣とファビウス外相は,人命を最優先にして,日仏間で緊密な連携を継続していくことについて認識を共有。

(5) 日英首脳電話会談(17日18時00分)

 安倍総理大臣とキャメロン首相は,同日に行われた日英外相電話会談を踏まえ,日本と英国をはじめとする関係国が一致して解決に向けて協力することや緊密な情報交換を行っていくことにつき一致。

(6)日アルジェリア首脳電話会談(18日0時30分)

 安倍総理大臣から,セラル首相に対して,本件に関し人質の生命を危険にさらす行動を厳に控えるとともに,人質の解放に向け適切な対応をとるよう要請。

(7)鈴木副大臣・ケトランジ在京アルジェリア大使会談(18日15時25分)

 鈴木外務副大臣から,ケトランジ大使に対して,日本政府として極めて憂慮しており,こうした行為は断じて許すことはできない旨述べつつ,早期解決のためのアルジェリア政府の協力を要請。

(8)日米外相会談(19日3時00分)

 岸田外務大臣から,クリントン国務長官に対し,日本としてテロは断じて許容しない旨述べた上で,アルジェリア政府に対して人質の人命を最優先にするよう働きかけを行ってきたことを説明し,事態を大変憂慮している旨言及。クリントン長官からも事態に対する憂慮の表明があり,双方は,今後も情報収集をはじめ日米間で緊密に連携して対応していくことを確認した。

(9)日英首脳電話会談(19日18時00分)

 安倍総理大臣から,キャメロン首相に対し,関係国が引き続き一致して,人命最優先での対応を働きかけていくことが重要と述べ,引き続きの情報提供や側面支援,現地での協力を依頼した。

(10)日ノルウェー首脳電話会談(19日21時25分)

 安倍総理大臣から,ストルテンベルグ首相に対し,ノルウェーには,医療サービスの申し出のような現地対応につき協力をお願いする可能性を言及。

(11)日アルジェリア首脳電話会談(20日0時30分)

 セラル首相から,人質救出に向け,全ての事は終わった,全てのオペレーションは終了し,全テロリストは降伏した,現在,まだ見つかっていない人質を捜索中である旨言及。
これに対し安倍総理大臣から,我が国としてテロは断じて許容しない,今回の事件は極めて卑劣なものであり,強く非難すべきものである旨言及。 また,安倍総理大臣から,これから現地入りすることになる関係者及び会社関係者に対して便宜の供与並びに通行の安全に関する万全の配慮をお願いする旨言及。これに対してセラル首相からは,あらゆる指示を出して,最大限の協力をするという受け答えがあった。

(12)日仏首脳電話会談(20日18時45分)

 安倍総理大臣より,オランド大統領に対し,仏はアルジェリアとの関係が深いところ,引き続きの情報提供や側面支援,現地での協力についてよろしくお願いしたい旨伝えた。

2 現地における働きかけ

  1. (1)16日(現地時間)以降,川田駐アルジェリア大使からアルジェリア政府要人に邦人の生命を尊重して,救出を行ってほしい旨協力を累次にわたり要請。
  2. (2)17日23時,城内外務政務官がメデルシ・アルジェリア外相と会談。人命の安全確保が第一であり,人質の生命を危険にさらす行動は即刻中止するよう申入れ。先方は,人命が最優先であることはアルジェリア政府も同様の認識,現地の最新状況は随時提供していく旨応答。
  3. (3)18日19時20分から約1時間,城内外務政務官は関係国(米,英,仏,カナダ,ノルウェー,ルーマニアおよびEU)と共にメデルシ・アルジェリア外相に対して共同の働きかけを実施。城内外務政務官から迅速な情報提供を依頼。各国代表からも迅速な情報提供及び緊密な連携を要請。 メデルシ外相からは,引き続き情報提供に努めたい旨発言。
  4. (4)20日0時30分,城内外務政務官は現地に到着した川名日揮社長とともに,ユスフィ・エネルギー大臣と会談。城内外務政務官から,未だ安否が確認できていない邦人に関する早急な情報提供を要請した。ユスフィ・エネルギー大臣は,邦人の安否については今後とも情報提供に努めると共に,今後とも最大限の協力を行っていきたい旨応答。
  5. (5)20日21時46分,城内外務政務官は,ソナトラック社手配のチャーター機により,イナメナスに到着し,ユスフィ・エネルギー大臣とともに,事件現場を視察。

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