アフリカ

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南部アフリカ官民実務者スタディ・ツアー
(概要)

平成22年2月

1.期間

 平成22年1月24日~2月2日(10日間)

2.訪問国

 ザンビア、モザンビーク
(参考)南ア立ち寄りの機会を捉え、1月24日にツアー一行と南ア日本商工会議所役員との意見交換会を開催。


3.経緯・目的

 (1)平成20年9月に、外務省・経産省の副大臣・政務官を団長としたアフリカ貿易・投資促進のための政官民合同ミッションを12カ国に派遣。
 (2)一方、ハイレベルの合同ミッションとは別に、官民連携の具体的な案件発掘に資する関連サイト視察や情報収集等を行う実務者レベルのためのツアーの実施につき、民間側から強い要望があったことを踏まえ、今次ツアーを実施。特にモザンビークについては、平成20年9月の合同ミッション参加企業の提言に基づき、フォローアップとしてパイロット的に実施したもの。
 (3)本ツアーの日程については、概ね次の目的に沿うものを、資源及びその周辺インフラ整備、情報通信技術、農村開発・農業分野を中心にアレンジ。


4.参加者(官民の実務レベル49名が参加)

 (1)民間企業:15社33名(商社、建設、建機、銀行、メーカー等)
 (2)関係省庁:外務省、経済産業省の課長レベルを含む計8名
 (3)政府機関:JICA、JBIC、JETRO、JOGMECの計8名


5.プログラム

 (1)現地視察(訪問順)

 (イ)ザンビア
(a)農村開発:カリマンセンガ村(参加型村落開発JICAプロジェクト)
(b)通 信:M-Tech社(マレイシア投資による携帯電話組立工場)
(c)農 業:ZAMBEEF社(急成長の現地大規模酪農業ビジネス)
(d)資 源:KCM社ンチャンガ鉱山・精錬所(印資本)
(e)インフラ:カスンバレッサ国境(コンゴ民、アンゴラへの輸送ルート)
 (ロ)モザンビーク
(a)資 源:Vale社モアティーゼ炭鉱(伯の鉱山会社)
(b)農 業:モザンビーク・リーフ・タバコ社(米資本。契約農家型)
(c)インフラ:カオラ・バッサ水力発電所(サブサハラ最大。広域発電ニーズ調査)
(d)インフラ:ナカラ回廊(道路と鉄道)、ナカラ港、経済特区
(e)農 業:MIA社(英資本によるコメ加工工場。JICA事業と連携)
(f)農村開発:アフリカン・ミレニアム・ビレッジ(UNDPのプロジェクト・サイト)

 (2)訪問国政府主催投資促進セミナー等
第一線で活躍する政府実務レベルより、ビジネス環境、鉱業、インフラ、エネルギー、農業、通信、観光等の分野においてプレゼンテーションを受けた他、現地企業とのビジネス対話や日本側参加企業のPR等を実施。

 (3)要人表敬
 ザンビアではクンダ副大統領、カウンダ初代大統領、モザンビークではアリ首相、訪問3州の州知事等を表敬訪問。

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