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森政府代表とキクウェテ・タンザニア大統領との会談
平成20年9月24日
9月23日、午後3時過ぎより、宿舎内において、森政府代表がキクウェテ・タンザニア大統領と会談したところ、その概要以下のとおり。
冒頭、キクウェテ大統領より、TICAD IVを見事に運営された福田総理の辞任は残念であり、総理によろしくお伝え願いたい旨述べた。これに対し、森政府代表より、国内の状況を説明の上、新しい総理の下でも対アフリカ支援にしっかり取り組んでいく、我が国は、TICAD IV、G8北海道洞爺湖サミットのフォローアップを着実に行っており、その一例として今月には3グループ貿易・投資促進ミッションをアフリカに派遣している旨説明した。
また、森政府代表より、我が国はアフリカとともに安保理改革に取り組みたい、また、非常任理事国選挙についてもお願いしたい旨述べたところ、キクウェテ大統領より、日本は拒否権付きの常任理事国に値する国であり、日本の立場を支持したい旨応答した。
森政府代表より、タンザニアの自然を話題にした際、キクウェテ大統領より、是非一度タンザニアを訪問頂きたい旨の応答があった。また、森政府代表より、ムベキ大統領の動向について触れたところ、キクウェテ大統領より、優秀な指導者であり、このようなリーダーの辞任となればアフリカ全体にとっても残念なことである旨応答した。