中東

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アフガニスタン「共同調整モニタリングボード(JCMB)」政務局長会合(概要)

平成20年2月5日

1.概要

(1)日時:2008年2月5日(火曜日)
   (5日は政務局長級会合、6日には第7回通常会合(駐カブール大使級会合)を予定)

(2)場所:東京(帝国ホテル)

(3)主催国:日本

(4)共同議長:
   アフガニスタン政府(ナディリ経済担当大統領顧問)
   国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)(アスプルント暫定代表)

(5)参加予定国:共同調整モニタリングボード(JCMB)(注1)メンバーである24の国・機関

(アフガニスタン、アジア開発銀行、加、中国、CSTC-A(連合軍治安移譲司令部)、EU / 欧州委 / EU議長国、仏、独、印、イラン、伊、日本、NATO/ISAF、蘭、北欧諸国代表(デンマーク)、パキスタン、露、サウジアラビア、西、トルコ、英、国連、米国、世銀)。アフガニスタンからはスパンタ外相及びナディリ経済担当大統領顧問をはじめとする13名の閣僚が出席。我が国からは高村外務大臣が開会式に出席し、佐々江外務審議官が全体調整を行った。

(注1)JCMB:アフガニスタン・コンパクトをモニターするためのアフガニスタン政府と国際社会の調整会合。

2.会議の目的

 G8議長国として、2006年1月のアフガニスタン・コンパクト(注2)採択から2年という機会に、コンパクトに対する国際社会のコミットメントを再確認し、特に治安とガバナンスをはじめとする、現下のアフガニスタンにおける課題を協議するために本会合を主催するもの。今次JCMB政務局長会合は第2回目であり、2007年1月のベルリン会合に続くもの。

(注2)アフガニスタン・コンパクト:アフガニスタンの国作りに関するアフガニスタン政府と国際社会の双方の援助枠組み(5年間)。

3.会議の内容

(1)冒頭、挨拶スピーチを行った高村外務大臣は、政治プロセス・ガバナンス、治安、復興のすべての分野において支援が一体的に行われる必要性を強調するとともに、JCMBを通じた国際社会の調整強化を促した。また、インド洋における補給活動のために海上自衛隊がすでに出航したことを紹介し、アフガニスタン・パキスタン国境地域の安定化のための支援、識字教育、国境管理等のための総額1億1,000万ドルの対アフガニスタン支援(PDF)PDFを表明した。

(2)引き続きスパンタ外相からは、過去2年間のアフガニスタンにおける成果を強調しつつも、治安や麻薬等課題は多いとして、国際社会との更なる調整に基づき、復興支援におけるアフガニスタン政府のオーナーシップを高めるため、国際社会のアフガニスタンに対する更なる支援を要請した。また、近隣国との協力の重要性を強調した。

(3)その後、治安、ガバナンス、地方ガバナンスに関するアフガニスタン政府からの報告に続き、各国・機関がスピーチ・議論を行った。

(4)議論の最後に、共同議長であるナディリ大統領顧問から、アフガニスタン政府と国際社会は一体的(holistic)で包括的(comprehensive)な戦略が必要であり、効果的な調整が必要であること、アフガニスタン政府は、国際社会から戦略・資金面等で更なる協力を望んでいる旨の議論の総括が行われた。

4.成果文書

 会議の最後に、下記を概要とするコミュニケが採択された。

(1)アフガニスタン・コンパクトはアフガニスタンに対する包括的な枠組みを引き続き提供している。

(2)過去2年間の主要な成果と国際社会のコミットメントの増加を評価。

(3)開発と治安について段階的に責任を負おうとするアフガニスタン政府の努力を歓迎。

(4)タリバーン、関連の武装集団、テロリズムと麻薬が依然として課題であり、和平プロセスを妨げていること、弱い法の支配に留意。

(5)これら課題に対処するために、下記のアプローチに基づき共通の努力を強化。

(6)JCMBがアフガニスタン政府と国際社会の戦略的政策調整の主要な場として、一層効果的に昨日することに支持を表明。

(7)国連事務総長特別代表が果たすべき中心的な役割を認識し、ケーニッヒス氏の代表の後任者が早期に任命されることを奨励。

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