中東

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アフガニスタンに関するハイレベル会合(概要)

平成19年9月24日

1.概要

(1)日時:9月23日(日曜日)10時―13時

(2)場所:ニューヨーク(国連経済社会理事会会議場)

(3)形式:国連及びアフガニスタンの共催(潘国連事務総長及びカルザイ・アフガニスタン大統領による共同議長)

(4)参加国:アフガニスタン共同調整モニタリングボード(JCMB:アフガニスタン支援に関する同国政府及び国際社会の調整会合)メンバーである24の国・機関が参加。(アフガニスタン、国連、G8、中国、印、イラン、オランダ、パキスタン、サウジアラビア、スペイン、トルコ、EU、EC、NATO、世銀、ADB、ノルウェー(北欧代表))ライス米国務長官、ブラウン英外務閣外相、ダレーマ伊副首相兼外相、モッタキ・イラン外相等の外相レベルが出席、日本からは町村外務大臣が出席した。

2.内容及び成果

(1)冒頭、潘国連事務総長より、JCMBのこれまでの活動に謝意が表明されるとともに、治安、麻薬、腐敗等の困難な課題に対処するためのUNAMA(国連アフガニスタン支援ミッション)の役割につき言及があった。カルザイ・アフガニスタン大統領より、JCMB、UNAMAの役割に期待が表明されるとともに、治安の確保、テロとの闘いにおけるISAF、米国、日本を始めとする関係国のこれまでの支援に謝意が表明された。

(2)町村外務大臣より、海上自衛隊の補給活動を通じたテロとの闘いへの貢献、12.4億ドル以上の復興支援に言及しつつ、アフガニスタンの安定と復興に引き続き強くコミットしていく旨、ISAFのマンデート延長決議を歓迎する旨、来年日本においてJCMB会合を開催する予定である旨述べた。

(3)各国の代表からは概ね、アフガニスタンの支援に引き続き強くコミットすること、治安の改善、ガバナンスの強化、麻薬問題、地域協力が重要な課題であり、国際社会が一致して取り組んでいくべきとの見解が示された。

(4)最後に、潘国連事務総長は、各国から良く練られたステートメントが発表され、非常に有意義な会合であった旨述べた。カルザイ大統領は、国際社会のアフガニスタン支援継続への強い意思が実感でき嬉しい旨、アフガニスタン政府もアフガン・コンパクトの実施に強くコミットすることを再確認する旨述べた。

(5)会議の最後に以下の内容のコミュニケが満場一致で採択された。

(イ)アフガニスタンが安定、平和そして繁栄を享受し、同国が国際社会の民主的な一員となるべきことを再確認。

(ロ)アフガニスタン政府自身が徐々にその発展と治安の責任を担えるようになるために、国際社会の支援継続の重要性を強調。

(ハ)国連が中心的かつ公平な役割を果たしていることを強調。

(ニ)国際治安支援部隊(ISAF)及び不朽の自由作戦(OEF)の努力を評価。

(ホ)アフガニスタン国家治安部隊に対する訓練、指導、能力強化のための努力への持続的な取組を強調、テロリスト及びその他非合法活動を明確に非難。

(ヘ)本年8月に開催されたアフガニスタン・パキスタン和平ジルガの結果を支持。

(ト)ケシ栽培、アヘン生産の拡大に強い懸念を表明し、ケシ栽培の脅威と戦うアフガニスタン政府の努力を支援することに合意。

(チ)アフガニスタン政府による対汚職行動計画における前進を歓迎。法の支配と人権尊重の重要性に留意し、大統領選挙及び議会選挙の準備への援助を通して民主主義体制の強化を支援することを約束。

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