外務本省

宇野治外務大臣政務官のサウジアラビア・クウェート訪問
(概要)

平成20年3月27日

 3月23日~25日、宇野治外務大臣政務官は、サウジアラビア王国及びクウェート国を訪問し、「日本とイスラム世界との文明間対話セミナー第6回リヤド会合」に出席するとともに両国政府要人と会談を行った。

1.サウジアラビア王国訪問(3月23日~24日)

 3月23日午後、宇野大臣政務官は、マダニ外務担当国務大臣と会談し、二国間関係、中東和平等について意見交換を行った。

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    マダニ外務担当国務大臣との会談

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    記念品贈呈

 また同日夜、サウジアラビア外務省及び日本外務省共催による「日本とイスラム世界との文明間対話セミナー第6回リヤド会合」開会式において、マダニ外務担当国務大臣とともに開会挨拶を行った。

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    日本とイスラム世界との文明間対話セミナー開会式

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    開会挨拶

 翌24日には、同政務官は、アブドッラー国王に拝謁し、中東、アジア、アフリカ、欧州の約30ヶ国からセミナーに参加した有識者約100名の代表として挨拶を行った。その際、日本とイスラム世界との相互理解の一層の深化のため文明間対話継続への期待を伝達した。アブドッラー国王は、同会見において、人類が共通に直面する宗教、倫理、家族システムに関する危機から人類を守るため、サウジ国内のイスラム法学者の了解を取り付け、世界の啓示宗教(キリスト教、ユダヤ教、イスラム教)間の対話会合を提唱した。

2.クウェート国訪問(3月24日~25日)

 3月25日午前、宇野大臣政務官は、ジャービル第一副首相兼国防相と会談を行い、航空自衛隊のイラク人道復興支援活動に対するクウェート政府の協力に謝意を示すとともに、二国間関係、イラク問題等について意見交換を行った。

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    ジャービル第一副首相兼国防相との会談

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    ナーセル首相との会談

 また、ナーセル首相と会談を行い、政治・経済分野、環境分野等を含む幅広い二国間関係について意見交換を行った。これに引き続きムハンマド副首相兼外相との会談においても同様に二国間関係、イラク問題等についての意見交換を行った。

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    ナーセル首相との記念品交換

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    ムハンマド副首相兼外相との会談

 同日午後、アリー・アル・サーレム空軍基地を視察し、同基地に駐屯し、イラク復興支援活動に従事する航空自衛隊員を激励した。

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    アリー・アリ・サーレム空軍基地視察

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    航空自衛隊員との懇談

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