平成19年9月
9月23日及び24日、代々木公園で、駐日ラオス大使館と東京国際学園高等部の共催により、「ラオスフェスティバル2007」が行われた。同フェスティバルは、これまで行われた日・ラオス間の交流イベントの中でも最大級のもので、ラオスの特産物や食べ物を展示・販売するブースが立ち並び、2日間を通じて合計4万人が来場した。
23日に行われた開会式には、主催者側からシートン駐日ラオス大使と荒井東京国際学園長、外務省を代表して宇野政務官が出席したほか、赤尾日本アセアンセンター事務総長やASEAN各国の大使等が出席した。
宇野政務官は、このフェスティバルを開催するに当たっての日本・ラオス双方の関係者の努力を高く評価し、また、ブアソーン首相訪日の際の日本側によるラオス青少年1,000名訪日招待計画の発表や、ラオス政府の日本人観光客への短期査証免除措置開始等を背景とする日本人のラオス訪問者数の増加に見られるように、両国間の人的交流は拡大してきており、本フェスティバルを機に一層増進することを期待する旨の挨拶を行った。
本フェスティバルの開催を支えたのは、これまでラオスとの国際協力を行ってきた東京国際学園高等部の生徒達であり、フェスティバルの収益金はラオスの学校建設資金に充てられる。また、ラオス本国から参加した伝統舞踊団や人気ポップス歌手、日本の若手アーティストや東京国際学園の生徒達が歌や踊りを披露し、会場を盛り上げた。