外務本省

宇野治外務大臣政務官のブルネイ及び東ティモール訪問
(概要)

平成20年5月7日

 5月2日~6日、宇野外務大臣政務官は、ブルネイ・ダルサラーム国及び東ティモール民主共和国を訪問し、両国政府要人等と会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.ブルネイ訪問(5月2日~3日)

 ブルネイ訪問においては、以下のとおりブルネイ政府要人と意見交換を行い、日・ブルネイ間の経済連携協定の発効等を通じて良好な二国間関係の更なる進展を進めることで一致するとともに、直行便就航等による観光振興等を通じて人的交流の一層の促進を図っていくべきであること、また、国際場裡においても可能な協力を進めていくこと等について有意義な意見交換を行った。

(1)5月2日午後、宇野政務官は、アブ・バカール通信大臣との夕食会を行い、二国間関係全般、二国間の科学技術協力、直行便就航問題を含む観光振興、通信、公共交通等について幅広く意見交換を行った。

(2)5月3日午前には、マスナ王女(外務貿易省無任所大使)(注)を表敬訪問し、エネルギー、経済連携協定(EPA)、科学技術協力、気候変動、平和構築、北朝鮮問題等について意見交換を行った。

(注)ハサナル・ボルキア国王及びモハメッド・ボルキア外務貿易大臣の実妹であり、外務貿易省においてモハメッド・ボルキア外務貿易大臣に次ぐポストである無任所大使を務めている。

(3)5月3日午後には、アーマッド産業・一次資源省大臣及びハムディラ同省副大臣(ブルネイ日本友好協会会長)との会談を行い、二国間関係や地域及び国際場裡での協力、ブルネイにおける観光振興等について意見交換を行った。また、日系企業関係者との意見交換を行った。

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    アブ・バカール通信大臣との夕食会

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    マスナ王女への表敬訪問

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アーマッド産業・一次資源大臣及びハムディラ同省副大臣との会談

2.東ティモール訪問(5月4日~5日)

 東ティモール訪問においては、以下のとおり要人との意見交換等の日程を精力的にこなした。要人との間においては、東ティモールの発展のために平和の定着が必須であることを確認するとともに、今後の我が国の支援の方向性に関する意見交換を行った。いずれの東ティモール側要人も、独立以来の我が国からの強力な支援に深い謝意を表明した。

(1)4日午後に東ティモール入りした宇野政務官は、国内避難民キャンプ等の現地視察を行い、その後、国際機関やNGO等で働く東ティモール在住の日本人と懇談を行った。

(2)5日午前にはまず、グテーレス副首相を表敬した。宇野政務官は、本年2月に発生した大統領・首相襲撃事件を強く非難すると共に、危機を乗り越え平和への流れが定着していることに喜びを表した。また、国内避難民及び嘆願兵といった国内問題、日本の対東ティモール支援等につき意見交換を行った。

(3)続けて、ラモス・ホルタ大統領を表敬した。宇野政務官よりラモス・ホルタ大統領の順調な回復及び職務復帰に対し歓迎の意を表した後、日本の対東ティモール支援、東ティモールのASEAN加盟、国際場裡における協力等につき意見交換を行った。

(4)更に、グスマン首相を表敬した。グスマン首相より、これまでの日本の支援への深い謝意が表明されるとともに、東ティモールの国づくりについての同首相の考え方につき説明があったのに対し、宇野政務官より引き続き積極的に東ティモールの国づくりを支援していく旨述べる等、今後の支援のあり方についての意見交換を行った。また、国際場裡における協力についても意見交換を行った。

(5)グスマン首相表敬に続けて、日本の無償資金協力である「モラ橋梁建設計画」に関する交換公文の署名式が、グスマン首相及びグテーレス副首相等臨席のもと実施された。清水在東ティモール大使とペドロ・ライ・インフラ整備大臣との間で署名が行われた後、宇野政務官がステートメントを行い、モラ橋の建設が地方の雇用促進や地方経済の活性化に資することを期待する旨述べた。

(6)最後に宇野政務官は、カレ国連事務総長特別代表と会談を行い、UNMIT(国連東ティモール統合ミッション)及び我が国が本年2月まで派遣していた文民警察官の活動につき説明を受けると共に、東ティモールへの国際社会の継続的関与の重要性等につき意見交換を行った。

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    国内避難民キャンプの視察

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    東ティモールで教育支援を実施しているNGOの活動を視察

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    グテーレス副首相への表敬訪問

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    ラモス・ホルタ大統領への表敬訪問

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    グスマン首相への表敬訪問

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    「モラ橋梁建設計画」に関する署名式

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カレ国連事務総長特別代表との会談

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