小野寺外務大臣政務官のニューヨーク、バハマ
およびグアテマラ訪問について
平成17年2月22日
- 小野寺五典外務大臣政務官は、2月23日(水)から3月2日(水)にかけて、国連・安保理改革の実現に向けた協力および二国間関係の強化を目的として、ニューヨーク、バハマおよびグアテマラを訪問する。
- 小野寺政務官は、ニューヨーク(国連)では、国連・安保理改革の実現に向けた取組を強化するため、ジャン・ピン総会議長を始めとする国連関係者等と会談を行うほか、安保理において「紛争下の児童」に関する公開討論に参加する予定である。
- バハマでは、本年がわが国とバハマとの間で外交関係が樹立されてから30周年にあたるところ、小野寺政務官はクリスティー首相等政府要人への表敬訪問を行い、二国間の関係強化およびバハマが加盟するカリブ共同体(カリコム)とわが国との協力等について意見交換を行うとともに、国連・安保理改革等の国際場裡における協力につき協議を行う予定である。
- グアテマラでは、わが国とグアテマラとの外交関係樹立70周年を慶賀する式典が2月28日に開催される。同式典では、小野寺政務官より、わが国とグアテマラの外交関係樹立70周年を祝し、今後の友好関係の更なる強化等を謳う、小泉総理のメッセージをベルシェ・グアテマラ大統領に伝達する予定である。
また、小野寺政務官は、この機会にベルシェ大統領への表敬も行い、二国間関係の強化、 国連・安保理改革等の国際場裡における協力などについて協議を行う予定である。
(参考)
- カリブ共同体(カリコム)は、ジャマイカ、ガイアナ、トリニダード・トバゴ等カリブ海及び周辺の14か国1地域で構成される地域共同体。わが国との間では、1993年より事務レベル協議を、2000年には閣僚レベル会議を実施している。
- 2005年が、わが国と中米5ヶ国(グアテマラ、エルサルバドル、コスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス)の外交関係樹立70周年にあたり、また、これら5ヶ国が、愛・地球博に、近隣国のパナマ、ベリーズとともに、中米統合機構(SICA)加盟国として共同出展する機会を捉え、2005年を「日・中米交流年2005」と定め、種々の記念行事を予定している(なお、「日・中米交流年2005」の対象国は上記7ヶ国に加え、SICA準加盟国のドミニカ共和国も含む。)。
- 中米統合機構(SICA)は、1991年に設立。現在、グアテマラ、エルサルバドル、コスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス、パナマ、ベリーズが加盟国、ドミニカ共和国が準加盟国となっている。同機構は、地域の経済社会統合を図り、和平・自由・民主主義・開発を達成することを目的としている。わが国は、1995年より、SICA加盟国との間で毎年政策協議(日本・中米「対話と協力」フォーラム)を実施している。
各国・地域情勢
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