小野寺外務大臣政務官のニューヨーク、バハマ及びグアテマラ訪問 (結果概要)
平成17年3月4日
- 小野寺五典外務大臣政務官は、2月23日(水)から3月2日(水)まで、ニューヨーク(国連)、バハマ及びグアテマラを訪問した。
- 国連本部(2月23日)では、安保理でのベナン(2月安保理議長国)主催公開討論「紛争下の児童」に参加し、我が国の立場につきステートメントを行った。同公開討論にはアフリカ諸国が強い関心を寄せ、多くの関係国が参加した。
その後、国連・安保理改革について、ピン国連総会議長、パターソン米常駐代表代理及びガボン、カメルーン及びセネガルそれぞれの常駐代表又は代理と意見交換を行った。ピン総会議長(ガボン出身)との会談では、先月、同政務官がガボンを訪問した際に行ったボンゴ大統領との会談内容を紹介しつつ、我が国の安保理改革についての考え方を改めて伝え、今後、同議長と緊密に協力していくことで一致した。
- バハマ(2月24-26日)においては、クリスティー首相及びミッチェル外相と会談し、本年の二国間外交関係樹立30周年の機会に、更に友好関係を強化していくことを確認した他、バハマが加盟するカリブ共同体(カリコム)と我が国との協力等について意見交換するとともに、我が国の安保理改革についての考え方を改めて伝え、同国の理解と支持を求めた。
- グアテマラにおいては(2月26-28日)、ベルシェ大統領、ブリッツ外相と会談し、日・中米交流年、日・グアテマラ関係、国連安保理改革、経済協力等について意見交換を行った。また、日・グアテマラ外交関係樹立70周年記念式典に参加し、小泉総理の祝意メッセージを読み上げた。また、グアテマラ政府要人と意見交換を行い、外交関係樹立70周年を機に更に両国関係を強化させることで一致した。
※(参考)
カリブ共同体(カリコム)は、ジャマイカ、ガイアナ、トリニダード・トバゴ等カリブ海及び周辺の14か国1地域で構成される地域共同体。わが国との間では、1993年より事務レベル協議を、2000年には閣僚レベル会議を実施している。
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