外務本省

西村外務大臣政務官のオマーン、サウジアラビア、バーレーン及びオランダ訪問について

平成21年3月10日

1.日程

 西村康稔(にしむらやすとし)外務大臣政務官は、2月27日(金曜日)から3月4日(水曜日)にかけて、マスカット(オマーン)、リヤド(サウジアラビア)、マナーマ(バーレーン)及びアムステルダム、ハーグ(いずれもオランダ)を訪問した。

日付 行事
2月28日(土曜日) (マスカット)ザワウィ国王顧問、バドル国防担当相、バドル外務省事務局長(副大臣級)との会談
3月1日(日曜日) (リヤド) アブドルアジズ・ビン・サルマン石油鉱物資源省副大臣、アイバーン政府人権委員長、ファイサル・ビン・サルマン・サウジアラビア・リサーチ&マーケティング・グループ(SPMG総裁)との会談
(リヤド) プラスチック加工高等研修所(HIPF)の視察
3月2日(月曜日) (マナーマ)サルマン皇太子、ミルザ石油・ガス担当大臣、アル・バハルナ外務担当国務大臣との会談
(マナーマ)人身取引に関する国際会議出席
(マナーマ)連合海上部隊(CMF)司令部訪問
3月3日(火曜日) (ハーグ)ベイインク経済省事務次官との会談
(アムステルダム)フェルベーク在アムステルダム名誉総領事との懇談

2.各国別の概要

(1)オマーン

 オマーンでは、日・オマーン二国間関係、ソマリア沖・アデン湾における海賊問題等について、ザワウィ国王顧問、バドル国防担当相、バドル外務省事務局長等との間で意見交換を行うなど、両国の関係強化に努めた。

(2)サウジアラビア

 サウジアラビアでは、日・サウジ二国間関係、エネルギー情勢、国際経済情勢、国際的な人権問題等について、アブドルアジズ・ビン・サルマン石油鉱物資源省副大臣、アイバーン政府人権委員長、ファイサル・ビン・サルマン・サウジアラビア・リサーチ&マーケティング・グループ(SPMG総裁)と意見交換を行うなど両国関係の強化に努めた。また、我が国が教官の派遣等の形で協力を行っているプラスチック加工高等研修所(HIPF)を視察した。

(3)バーレーン

 バーレーンでは、日・バーレーン二国間関係、エネルギー情勢、国際経済情勢、国際的な人権問題等について、サルマン皇太子、ミルザ石油・ガス担当大臣、アル・バハルナ外務担当国務大臣と意見交換を行うなど両国関係の強化に努めた。また、人身取引に関する国際会議「岐路に立つ人身取引:人身取引対策のための官民パートナーシップ」に出席し、パネリストとして、我が国の人身取引に関する取組みを紹介した。また、連合海上部隊(CMF)司令部を訪問し、インド洋における補給支援活動や海賊対策について意見交換を行った。

(4)オランダ

 オランダでは、ベイインク経済省事務次官、フェルベーク在アムステルダム名誉総領事との間で、日・オランダ二国間関係、国際経済情勢等について意見交換を行うなど、両国関係の強化に努めた。

  • (写真)

    オマーン・バドル国防担当相との会談

  • (写真)

    サウジアラビア・アブドルアジズ
    石油鉱物資源省副大臣との会談

  • (写真)

    バーレーン・サルマン皇太子への表敬

  • (写真)

    人身取引に関する国際会議で発言する
    西村外務大臣政務官

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