外務本省

中野外務大臣政務官の第三国定住難民(第2陣)の定住状況視察

平成24年6月6日

  • (写真)
    職場適応訓練先での難民との懇談
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    保育園での難民や関係者との懇談

 中野譲外務大臣政務官は,6月6日(水曜日),中川正春内閣府特命担当大臣と共に,本年3月中旬以降,第三国定住難民が地域社会において新生活を開始してからの定住状況について,関係先を訪問し,関係者との意見交換及び難民家族との懇談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1.職場適応訓練先往訪

 中野政務官及び中川大臣は,第三国定住難民(第2陣・4家族18名)の夫4名が本年4月以降,職場適応訓練を受講している東京都内の靴製造会社を訪問し,作業状況を視察しました。

 同地における難民との懇談において,中野政務官から,政府としても必要な支援を行っていくので,困ったことがあれば意見を言って欲しい旨を述べ,激励したのに対し,難民からは,周囲に支援をしてもらっているので特に生活に困っていない,日本語が大変だが身振り手振りを交えて話している,タイの難民キャンプにいたころは何もできなかったが,日本では頑張れば頑張るほど未来がある,仕事は楽しいなどの発言がありました。

 また,事業主からは,4家族の夫4名が職場適応訓練を開始して約2か月の間,周囲も一生懸命仕事を教えている,個人差はあるが,仕事を覚えるのが非常に早いとの発言がありました。

2.保育園往訪

 その後,中野政務官及び中川大臣は,第2陣の4家族の子5名が通園している保育園を往訪し,4家族が住んでいる地域関係者を交えて,難民家族の妻4名との懇談を行いました。

 懇談では,中野政務官から激励を行ったのに対し,難民から,日本語を覚えるのは難しいが頑張る,日本は安全で良い,仕事は面白い,子どもたちの学校や保育園の連絡を理解するのは大変だが先生は優しいし友達もできたなどの発言がありました。

 また,地域社会の関係者の発言からも,難民家族が暖かく迎え入れられており,様々な場面で支援を受けながら,子どもたちも含め,周囲の環境に少しずつ馴染みつつある様子が伺われました。

【参考】

  1. 第三国定住とは,難民が庇護を求めた国から新たに受入れに合意した第三国へ移動すること。難民は当該第三国において庇護あるいはその他の長期的な滞在権利を与えられる。自発的帰還及び第一次庇護国への定住と並ぶ難民問題の恒久的解決策のひとつ。
  2. 我が国は,国際貢献及び人道支援の観点から,平成20年12月の閣議了解及び難民対策連絡調整会議決定に基づき,平成22年度から,3年間,パイロットケースとして,タイのメーラ・キャンプに滞在するミャンマー難民を年1回約30人,3年連続して受け入れることとして第三国定住難民の受入れを開始。平成24年3月,難民対策連絡調整会議において,2年間のパイロットケースの延長及び対象キャンプとしてタイのヌポ及びウンピアムの2つのキャンプを追加すること等が決定された。
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