平成24年5月22日
中野譲外務大臣政務官は,5月21日(月曜日),タイのバンコクにおいて開催されている国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)第68回総会に出席し,併せて各国政府代表等と会談を行いました。
5月17日(木曜日)から23日(水曜日)まで,ESCAP第68回総会が開催され,中野政務官は,21日(月曜日)の閣僚セッションにおいてステートメントを行いました。ステートメントの概要は以下のとおりです。
ヘイザー事務局長から,日本がMDGs達成に向け主導的な役割を果たしており感謝しているとの発言があり,中野政務官からは我が国のステートメントに触れつつ,今後ともESCAPとの協力を継続していきたい旨応じました。
中野政務官からミャンマーにおける民主化・国民和解・経済改革の進展を歓迎すること,同国における投資環境の更なる整備が必要であることを述べ,カン・ゾー副大臣からは,日・ミャンマー間の要人訪問が数多く実現しており喜ばしいこと,ミャンマー政府と少数民族との停戦交渉が進展しているといった説明がありました。
中野政務官から5月にカンボジアを7年ぶりに訪問し同国の発展ぶりに感銘を受けた,幅広い分野で二国間の関係を一層強化していきたい旨述べました。リー・トゥイッ上級大臣からは,カンボジアは日本や国際社会の支援を受けて開発に取り組んでいること,今後日・カ両国の間で青年交流,文化交流を強化していきたい旨の発言がありました。
ムヒト財務大臣から,最近の岡田副総理のバングラデシュ訪問が有意義であった,日本は重要なパートナーと考えている旨の発言があり,中野政務官からは,我が国企業のバングラデシュへの関心は高く,同国のビジネス環境の更なる改善を求めたい旨要請しました。
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