外務本省

中野外務大臣政務官のカンボジア出張(概要)

平成24年5月7日

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    ハオ・ナムホン副首相兼外相との会談
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    フン・セン首相との会談
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    故高田警視慰霊碑への献花
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    Prek Svay小学校訪問
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    シハヌークビル港湾視察
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    シアムリアップ浄水場視察

 中野譲外務大臣政務官は,5月4日(金曜日)から5月6日(日曜日)まで,カンボジア(プノンペン,シハヌークビル,シアムリアップ)を訪問したところ,概要以下のとおり。

1 カンボジア政府要人との会談(5月4日)

 5月4日,フン・セン首相,ハオ・ナムホン副首相兼外相とそれぞれ会談を行いました。

  1. (1)中野政務官より,自分は1990年代にNGOの代表としてカンボジアにおいて活動した経験があり,カンボジアを第二の故郷のように思っている,今回の訪問は2005年以来の訪問であるが,2005年当時でもカンボジアの変化は顕著であり,今回の訪問では,更に日本企業の進出が増加するなどしてカンボジアがめざましく発展しているのを目の当たりにして驚くとともに,この変化を非常にうれしく思う旨述べました。
  2. (2)また,日カンボジア関係については,中野政務官より,4月21日の第4回日本・メコン地域諸国首脳会議にフン・セン首相及びハオ・ナムホン外相が出席し,また,その機会にそれぞれ野田総理,玄葉大臣と二国間の首脳会談・外相会談を行って有意義な意見交換が行われたこと,さらに,今後もハイレベルの要人を通じて日カンボジア関係を発展させていきたいこと等を述べました。
  3. (3)先方からは,第4回日本・メコン地域諸国首脳会議は大いに成功であったとして主催国である日本のアレンジに対する謝意が表明されるとともに,同首脳会議において採択された「東京宣言2012」(注:今後の日メコン協力の方向性を示した首脳間の文書)においては,2015年のASEAN統合を念頭に,日本として地域の連結性の強化や格差是正に対して協力の姿勢を改めて明確にしたことを評価する旨の発言がありました。また,カンボジアとしても,ASEAN統合推進を大きな目標としており,ネアックルン架橋を始めとする日本からの種々の連結性強化に係る支援に感謝すること,また,洪水等の自然災害対策を含む気候変動・水資源管理も地域の課題であり,日本からは,昨年の洪水被害に対する支援を始めとしてこの分野でも支援を得ていることについて謝意が表明されました。
  4. (4)さらに会談では,本年はカンボジアがASEAN議長国であり,二国間関係の強化に加え,北朝鮮情勢を始めとする地域情勢や国際情勢についても,日カンボジア間で緊密に連携していくこと等,引き続き日カンボジア間で協力を強化していくことで意見が一致しました。

2 視察等(5月4日~5月6日)

  1. (1)5月4日,プノンペンにて,国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)活動中に殉職した故高田警視と故中田国連ボランティア並びに1970年代にカンボジア内戦取材中に亡くなった元共同通信プノンペン支局長の故石山記者の慰霊碑を参拝しました。また,日系企業が進出しているプノンペン経済特別区を視察し,また,プノンペンで活動する日系企業関係者,NGO関係者等と意見交換を行いました。
  2. (2)5月5日,シハヌークビルにて,日本政府が支援しているシハヌークビル港湾及びシハヌークビル港経済特別区を視察し,関係者と意見交換を行いました。また,シハヌークビルへの移動中,中野政務官自身がかつて代表を務めていた日本のNGOにより建設された小学校を視察しました。
  3. (3)5月6日,シアムリアップにて,我が国の官民が支援する浄水場及び小児病院を視察するとともに,不発弾処理事業及び遺跡修復事業について関係者から説明を受けました。また,青年海外協力隊員や現地NGO関係者と懇談し,カンボジア国民の生活基盤に関わる分野における支援について意見交換を行いました。
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