外務本省

松島みどり外務大臣政務官のアゼルバイジャン及びウズベキスタン訪問
(概要と評価)

平成19年8月20日

 8月15日(水曜日)から20日(月曜日)まで、松島みどり外務大臣政務官はアゼルバイジャン及びウズベキスタンを訪問したところ、概要と評価以下の通り。

1.日程

日程
日付 内容
8月15日(水曜日) 現地駐在日本企業関係者及びアゼル人元日本留学生等との懇談
メメディヤロフ・アゼルバイジャン外相表敬
シャリホフ同国副首相表敬及び夕食会
8月16日(木曜日) サンガチャル石油ターミナル視察
アリエフ同国大統領表敬
対アゼルバイジャン草の根無償資金協力案件署名式出席
8月17日(金曜日) 対ウズベキスタン無償資金協力案件「産婦人科研究病院医療機材整備計画」署名式
サリフバエフ・ウズベキスタン外務次官との会談
ノロフ同国外相主催昼食会
タシケント日本センター視察
ミルジョーエフ首相表敬
カリモヴァ「ウズベキスタン文化芸術フォーラム基金」総裁との面会
現地駐在企業関係者との懇談
8月18日(土曜日) 円借款サイト(サマルカンド空港)視察
青年海外協力隊員及びウズベク人日本留学生との懇談
8月19日(日曜日) ウズベキスタンのプレスによるインタビュー

2.概要

(1)アゼルバイジャン

 アゼルバイジャン政府要人との一連の会談において、二国間の政治対話・経済関係の強化、「GUAM+日本」の枠組みにおける協力、国連安保理改革を含む国際場裡における協力等につき意見交換が行われた。特に先方より、これまでの日本政府による対アゼルバイジャンODAへの謝意表明と共に、年率35%を超す高度経済成長を続けるアゼルバイジャンに対する日本企業の投資増大への強い期待が表明されたのに対し、松島政務官より、投資環境の一層の整備の必要性を指摘すると共に、我が国としても法制度整備や中小企業振興などの面で協力する可能性を考えていきたい旨述べた。
 また、松島政務官は、草の根無償資金協力6案件(5件が学校整備、1件が水道関係)の署名式に立ち会い(署名者は安部駐アゼルバイジャン大使と供与先の各NGO代表)、祝辞を述べた。

(写真)アリエフ・アゼルバイジャン大統領への表敬

アリエフ・アゼルバイジャン大統領への表敬

(2)ウズベキスタン

 ウズベキスタン政府要人との一連の会談において、近年両国間で活発化しているハイレベルの政治対話の継続、経済関係及び人的交流の強化、「中央アジア+日本」対話の枠組における協力、国連安保理改革を含む国際場裡における協力等につき意見交換が行われた。特に先方より、インフラ整備、医療、人材育成等種々の分野における日本の対ウズベキスタンODAに深い感謝の意が表され、今後日本企業の投資拡大への強い期待が表明された。松島政務官より、「自由と繁栄の弧」の考えを改めて説明し、経済の発展や外資の誘致のためにも、行政手続きの透明化を含む法の支配の確立が重要であることを指摘すると共に、ウズベキスタンの民主化、自由化、市場経済化、人権状況の改善に向けた努力への支援を惜しまない旨述べた。これに対し先方より、ウズベキスタン政府の改革努力について説明があった。
 また、松島政務官は無償資金協力案件「産婦人科研究病院医療機材整備計画」(供与限度額3億6700万円)のE/Nに、カシモフ副首相と共に署名した。

  • (写真)ミルジョーエフ・ウズベキスタン首相への表敬

    ミルジョーエフ・ウズベキスタン首相への表敬

  • (写真)無償資金協力案件「産婦人科研究病院医療機材整備計画」のE/N署名式

    無償資金協力案件「産婦人科研究病院医療機材整備計画」のE/N署名式

3.評価

 外交関係15周年に当たる本2007年(ウズベキスタンとは1月、アゼルバイジャンとは9月)に松島政務官が両国を訪問し、要人と精力的に会談を行ったことは、我が国が「自由と繁栄の弧」の一翼をなすアゼルバイジャン及びウズベキスタンとの関係を重視している姿勢を明確に示すこととなった。
 また、我が国とアゼルバイジャン及びウズベキスタンとの良好な関係を確認し、二国間及び国際機関における協力等について有意義な意見交換を行うことができた。

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