外務本省

菊田外務大臣政務官のインドネシア訪問(概要)

平成23年3月18日

 菊田外務大臣政務官は,3月14日から17日までインドネシア・マナド及びジャカルタを訪問し,ASEAN地域フォーラム(ARF)の第2回ARF災害救援実動演習(DiREx)の視察,インドネシア要人と会談を行うとともに,首都圏投資促進特別地域(MPA) 第1回運営委員会に出席しました。

1.主な行事等

3月15日(火曜日) 第2回ARF災害救援実動演習(DiREx)(注)開会式出席
            シャムスル・インドネシア国家防災庁長官との会談
            第2回ARF災害救援実動演習 レセプションを主催

3月16日(水曜日) 第2回ARF災害救援実動演習視察
            マルティ・インドネシア外務大臣表敬
            海外戦没者遺骨祭壇への御礼拝
            日系企業関係者との意見交換

17日(木曜日) ハッタ・インドネシア経済担当調整大臣表敬
          首都圏投資促進特別地域(MPA)第1回運営委員会開催

(注)右演習は,インドネシア・マナド沖で大地震が起き,津波等により大きな被害が発生し,インドネシア大統領が緊急事態宣言を発出し,ARF各国に支援を要請したとの想定で実施したもの。共催国である日本,インドネシアを含め,ASEAN諸国,豪州,中国,EU,インド等25カ国以上から2000人以上が参加した。

2.成果

(1)第2回ARF災害救援実動演習(DiREx)の視察等

 15日(火曜日),菊田政務官は,ブディオノ・インドネシア副大統領他インドネシア政府閣僚とともに,第2回ARF災害救援実動演習(DiREx)開会式に出席するとともに,ブディオノ副大統領の案内でインドネシア病院船を視察し,15日(火曜日)夜には,菊田政務官主催でレセプションを開催いたしました。また,16日(水曜日)には,演習の視察を行いました。

 我が国における今般の地震・津波被害にもかかわらず,菊田政務官が当初の予定どおり本演習に出席したことは,国際社会に対し,演習の共催国として責任をきちんと果たすという日本政府の決意を示すこととなりました。また,このような我が国の姿勢は,日・ インドネシア関係重視の表れとしてインドネシア政府側に高く評価されるとともに,国際社会に対して地震津波災害における国際協力の重要性について強く訴える機会となり,訪問先各地において熱烈な歓迎を受けました。

(2)インドネシア政府要人との会談

 (イ)シャムスル・インドネシア国家防災庁長官との会談

 15日(火曜日)午後,菊田政務官は,シャムスル・インドネシア国家防災庁長官と会談を行いました。先方から,震災に対する哀悼の意の表明とともに,今般の地震・津波の被害にもかかわらず演習に参加したことについて謝意が表明されるとともに,インドネシア政府として日本へ救助隊を派遣する意向であるとの表明がありました。さらに,今般の原子力施設におけるトラブルの影響について,菊田政務官が丁寧に説明を行ったことについて,インドネシア側より高く評価されました。

 (ロ)マルティ・インドネシア外務大臣表敬

 16日(水曜日)午後,菊田政務官は,マルティ・インドネシア外務大臣を表敬しました。マルティ外務大臣より,地震・津波災害に対するお見舞いの言葉と共に,既に表明していた救助隊派遣の意向に加え,200万ドルの義援金を拠出する旨表明されました。

 (ハ)ハッタ・インドネシア経済担当調整大臣表敬

 17日(木曜日)午前,菊田政務官は,ハッタ経済担当調整大臣を表敬しました。日本の被災状況にもかかわらず菊田政務官がインドネシアを訪問し,MPAへの強いコミットメントを示したことに対し,謝意と高い評価を受けました。また,菊田政務官から,LNG,原油等の我が国のエネルギー安定供給に対するインドネシア側の協力を求めました。

(3)首都圏投資促進特別地域(MPA)第1回運営委員会への出席

 17日(木曜日)午前,菊田政務官は,第1回MPA運営委員会を開催しました。日本側共同議長を菊田政務官が,インドネシア側共同議長をハッタ経済担当調整大臣が務め,ジャカルタ首都圏におけるインフラ整備の加速及び投資環境整備について協議を行い,早期実施事業候補リスト,マスタープラン調査実施計画及び投資促進ハイレベル協議実施要領が承認されました。

(4)日系企業関係者との意見交換

 16日(水曜日)夜,菊田政務官は,現地日系企業からニーズを聴取するため,ジャカルタ・ジャパン・クラブ(JJC)のメンバーと意見交換を行いました。

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