荒井大臣政務官の
メコン第二国際橋架橋計画起工式
への出席等について
平成16年3月19日
- 荒井正吾外務大臣政務官は、3月20日(土)から24日(水)まで、タイのバンコクとムクダハン、およびラオスのビエンチャンとサヴァンナケートを訪問する。
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荒井大臣政務官は、ムクダハンとサヴァンナケートにおいては、わが国の円借款により建設されるメコン第二国際橋の起工式へ出席する予定である。起工式は、3月21日(日)に工事現場のあるタイのムクダハンおよびラオスのサヴァンナケートにおいて、タクシン・シナワット・タイ首相とブンニャン・ヴォーラチット・ラオス首相の列席のもとでそれぞれ行われる予定である。
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また、バンコクとビエンチャンにおいては、タイとラオスの政府要人とそれぞれ会談し、二国間関係、地域情勢について意見交換を行う予定である。
(参考)
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メコン第二国際橋架橋計画の概要。
(1)ベトナムのダナン港から、ラオスのサヴァンナケート、タイのムクダハンを通って、ミャンマーのモーラミャインまで東西に横断する「東西回廊」構想の一環として、タイとラオス国境のメコン河に国際橋梁(全長約1,600メートル、幅12メートルの二車線)を建設するもの。
平成16年3月21日起工、平成18年12月完工予定。
(2)円借款金額と供与条件。
供与限度額 タイ 40億7900万円
ラオス 40億1100万円
金利 年1%(コンサルタント部分は0.75%)
償還期間 30年(10年の据え置きを含む。コンサルタント部分はそれぞれ40年、内10年据置期間。)
調達条件 一般アンタイド
- タイ王国は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の加盟国であり、人口6,346万人、国民1人あたりのGDP(国内総生産)は1,993ドルである。
(2002年現在)
ラオス人民民主共和国は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の加盟国であり、人口553万人、国民1人あたりのGDP(国内総生産)は365ドルである。
(2002年現在)
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荒井大臣政務官の出張日程
3月20日(土) |
成田発ウボンラチャタニ着(バンコク経由) |
21日(日) |
メコン第二国際橋起工式への出席
ウボンラチャタニ発バンコク着 |
22日(月) |
タイ政府要人との会談
バンコク発ビエンチャン着 |
23日(火) |
ラオス政府要人との会談
ビエンチャン発(バンコク経由) |
24日(水) |
成田着 |
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各国・地域情勢
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