外務本省

阿部外務大臣政務官の第49回ミュンヘン安全保障会議出席(概要)

平成25年2月3日

  • (写真)阿部外務大臣政務官の第49回ミュンヘン安全保障会議出席-1
  • (写真)阿部外務大臣政務官の第49回ミュンヘン安全保障会議出席-2
  • (写真)阿部外務大臣政務官の第49回ミュンヘン安全保障会議出席-3

1.概要

  1. (1)2月1日(金曜日)から3日(日曜日)まで,ドイツのミュンヘンにおいて,第49回ミュンヘン安全保障会議が開催され,我が国からは阿部俊子外務大臣政務官が出席した。
  2. (2)今回の会議には,バイデン米副大統領,ラスムセンNATO事務総長,ヴェスターヴェレ・ドイツ外務大臣,ラヴロフ・ロシア外務大臣,アシュトン・EU外務安全保障政策上級代表等が参加し,欧州及び大西洋の安全保障,新興国とグローバル・ガバナンス,経済問題(ユーロ危機),エネルギー・資源問題,シリアやマリを始めとする中東アフリカ情勢等のテーマにつき活発な議論が行われた。
  3. (3)なお,「欧州及び大西洋の安全保障共同体の構築」のセッションにおいて,バイデン米副大統領がスピーチを行い,2期目を迎えたオバマ政権における外交・安全保障の取組について説明があった。

2.日本の対応

  1. (1)阿部政務官は,セッション「新興国と先進国の関係」では,中国やインドなどの新興国から出席していたパネリストに対し,世界のパワーバランスがシフトして安全保障環境が大きく変化する中で,国際社会は協力して法の支配を確立する必要があり,力による強制的な方法ではなく,国際法に基づき平和的に問題を解決していくことが重要ではないかとの質問を提出し,会場で読み上げられた。
  2. (2)また,セッション「保護する責任に将来はあるか?」では,安保理及び総会における「保護する責任」の実施のための努力を支持する旨表明するとともに,我が国が重視している「人間の安全保障」について,「保護する責任」との違いに触れつつ,その重要性について発言した。
  3. (3)さらに,セッション「マリ,シリア,そしてその先:現在の危機への対処」では,シリア情勢については,状況の改善に向けた我が国の取組,またマリ情勢については,アルジェリアにおけるテロ事件に言及し,国際社会と連携してテロとの闘いに断固として取り組む決意を表明した。加えて,その関連で,我が国のアフリカにおける取組としてTICADVの説明を行った。

3.二国間会談等

  1. (1)阿部政務官は,今回の会議の機会をとらえ,以下の6か国と二国間会談を実施した。各国との二国間関係についての意見交換に加え,アルジェリアにおけるテロ事件及びマリ・シリアなど中東・北アフリカ地域の情勢について,また日中関係を含めた東アジア情勢についても意見交換し,それぞれについて我が国の立場を説明した。

    <二国間会談の相手方>

    1. (1)アイデ・ノルウェー外相
    2. (2)ディ・パオラ・イタリア国防相
    3. (3)リンク・ドイツ外務省国務大臣
    4. (4)メノン・インド国家安全保障顧問
    5. (5)アヤロン・イスラエル副外相
    6. (6)オディベール・フランス外務省政務安全保障総局長
  2. (2)また,本会合に参加していたトルコのダーヴトオール外相及び米国のカーター国防副長官との間で立ち話を行った際,1日のアンカラにおける米大使館襲撃に関し,それぞれ,御遺族の方への哀悼の意を表するとともに,テロはいかなる理由によっても正当化できず,我が国はこのようなテロ行為を断固として非難する旨述べたところ,先方からそれぞれ謝意の表明があった。

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