外務本省

山根外務副大臣のギリシャ共和国訪問 (概要)

平成24年7月17日

  • (写真)山根外務副大臣のギリシャ共和国訪問-1
  • (写真)山根外務副大臣のギリシャ共和国訪問-2

 山根副大臣は,7月13日(金曜日),ギリシャを訪問し,ストゥルナラス財務大臣及びクルクラス外務副大臣と会談を行ったところ,概要以下のとおりです。

1.ストゥルナラス財務大臣との会談(13日13時より約50分間)

 山根副大臣より,我が国でも社会保障と税の一体改革を進めており,国民に厳しい政策をお願いしなければならない状況は同じだが,ギリシャでは,先般の選挙で良識的な判断が下されたと考えているものの,今後どのように緊縮策を進めていくつもりかを質問しました。

 ストゥルナラス財務大臣より,ギリシャは財政再建目標を達成するため,今後も必要な措置を実施していく所存であるが,景気が予想以上に悪化しており,緊縮策による経済状況の悪化が財政再建目標の達成を困難にすることにも留意すべきである旨応答しました。

 山根副大臣より,日本はEFSF債の購入やIMF資金基盤強化への貢献を行ってきており,ユーロ圏に次ぐ多くの貢献をしていることを指摘しました。

 ストゥルナラス財務大臣より,財政再建は民営化や構造改革を進めていくことが鍵であると考えている旨応答しました。

2.クルクラス外務副大臣との会談(14日14時より約50分間)

(1)欧州債務危機への対応

 山根副大臣より,日本はEFSF債の購入やIMF資金基盤強化への貢献を行ってきているとしつつ,この危機に対するギリシャの見通しについて質問しました。

 クルクラス外務副大臣より,日本の貢献について謝意を表明しつつ,欧州は通貨同盟を更に進化させなければならない,ギリシャも構造改革を進めなければならない,この3ヶ月は2回の選挙で財政再建が滞ったが,新政権が発足して状況は安定しつつある,必要な措置を実施していく旨発言しました。

(2)日ギリシャ経済関係

 クルクラス外務副大臣より,日本から投資や観光を多く呼び込みたい旨発言しました。

 山根副大臣より,そのためにも日EU間のEPA交渉を早期に開始・妥結すべき旨指摘しました。

 クルクラス外務副大臣より,ギリシャはEPA交渉の中で指摘したい点はあるが,交渉の開始については賛成である旨発言しました。

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