外務本省

金田副大臣の「アフガニスタンに関するロンドン国際会議」出張(概要)

平成18年2月2日

 金田外務副大臣は、1月30日から2月1日の間ロンドンに出張し、アフガニスタン復興に関する国際会議において我が国代表団長としてスピーチを行った他、同会議に出席の各国要人との会談を行った。(金田副大臣スピーチ

1. 会議の概要と成果

(1)会議には、60ヶ国を超える国より外相レベルでの参加があった。アフガニスタンの復興には未だ多くの課題があり、国際社会が一致して今後とも復興支援にコミットしてゆくことが確認された。

(2)アフガニスタン政府より、今後5年間の「国家開発戦略」が提示された他、国際社会と「ア」政府との間での援助枠組みについて合意した「アフガニスタン・コンパクト」が承認された。また各国より表明のあったプレッジ額の合計は、105億ドルとなった。

(3)金田副大臣はスピーチにおいて、平和で民主的で繁栄するアフガニスタンとなるべく最大限の支援を行う決意を述べ、今後、4.5億ドルの支援を実施することを表明した。

(4)なおカルザイ・アフガニスタン大統領、ブレア英首相、ライス米国務長官等はスピーチの中で、「日本」に言及し、我が国支援を評価する旨述べた。

:会議には、上記の他、露、中、仏、独、韓、豪、西の外相等が出席した。)

2. 二国間会談等の概要

(1)モッタキ・イラン外相(30日夜):我が方より、ウラン濃縮関連活動の再停止と累次のIAEA決議の誠実な履行を要求し、国際社会の信頼回復を求めた。先方よりは、今の活動は研究活動に過ぎず、これを中止することは出来ない旨の応答があった。

(2)アナン国連事務総長(31日):アフガニスタンにおける国連との協力関係継続につき合意し、国連改革の必要性につき確認し合った。

(3)カルザイ大統領(1日):我が方よりは国家開発戦略やコンパクトへの支持を述べ、先方よりは我が国の支援、新規プレッジへの謝意が表明された。

(4)ケーニッヒス次期UNAMA代表(1日):国連と我が国との緊密な協力関係維持につき確認。

(5)ハウエルズ英閣外相(1日):アフガニスタン、イラン、イラク等の問題に関して、両国間でより緊密な情報交換と協議を行うことで合意。

 また金田副大臣は、31日夜に開催されたストロー英外相主催の晩餐会に出席した。右席上では、イラン問題、中東和平問題等が協議された。

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