外務本省

伊藤外務副大臣のパナマ、コスタリカ及びメキシコ訪問(概要)

平成21年3月

 伊藤信太郎(いとうしんたろう)外務副大臣は、3月14日(土曜日)~20日(金曜日)、パナマ、コスタリカ及びメキシコを訪問しました。概要は以下のとおりです。

1.パナマ訪問

 3月16日(月曜日)、伊藤副大臣は、パナマ市(パナマ)においてアレマン・スビエタ・パナマ運河庁長官及びドゥラン外務次官(外務大臣代行)と会談を行い、現在進められているパナマ運河拡張計画が透明性を持って進められていることに敬意を表明するとともに、事業計画の展望等について意見交換を行いました。

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アレマン・スビエタ・パナマ運河庁長官との会談

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ドゥラン外務次官との会談

2.コスタリカ訪問

 同17日(火曜日)、伊藤副大臣は、サンホセ市(コスタリカ)において、アリアス大統領及びスターニョ外務大臣と会談し、二国間関係の他、世界経済危機を含む国際的な課題につき幅広く意見交換を行いました。また、同日、カルバージョ文化大臣等とともに、我が国がコスタリカ国立通信教育大学に対して供与(一般文化無償資金協力)した印刷機材の引渡式に出席しました。

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アリアス大統領との会談

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スターニョ外務大臣との朝食懇談会

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通信教育大学における我が国文化無償による印刷機材の供与式

3.メキシコ訪問

(1)同18日(水曜日)、伊藤副大臣は、メキシコ市において、エスピノサ外相、アランダ筆頭外務次官他と会談し、両国が、今後とも戦略的パートナーとして、気候変動、核軍縮・不拡散、人間の安全保障などのグローバルな諸課題に対する一層の協力促進に向け今後とも対話を深めていくこと確認しました。また、2004年の発効以来両国の経済関係に大きな進展をもたらした日本メキシコ経済連携協定(EPA)の今後の課題や、世界金融危機への対応について意見交換を行いました。

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エスピノサ外務大臣との会談

(2)同19日(木曜日)、伊藤副大臣は、プエブラ州を訪問し、マリン・プエブラ州知事とともに、日本メキシコ交流400周年記念事業の開会式典に出席しました。伊藤副大臣の立ち会いの下、我が国の草の根・人間の安全保障無償資金協力による小学校教室建設計画の署名式が行われました。また、マリン・プエブラ州知事及びアルカラ・プエブラ市長との間で文化、科学技術の分野での両国の交流促進などについて意見交換を行った他、伊藤副大臣の訪問を歓迎してプエブラ市名誉市民認定式典が行われました。

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プエブラ市で開催された日本メキシコ交流400周年記念式典における挨拶

(参考)伊藤副大臣の日程の概要
日付 内容
3月11日(水曜日) 成田発
3月12日(木曜日) ウィーン着、第52会期国連麻薬委員会ハイレベル・セグメント出席
3月14日(土曜日) パナマシティ着
3月15日(日曜日) パナマ運河視察
3月16日(月曜日) パナマ政府要人との会談、サンホセ(コスタリカ)着
3月17日(火曜日) コスタリカ政府要人との会談、メキシコシティ着
3月18日(水曜日) メキシコ政府要人との会談
3月19日(木曜日) 日本メキシコ交流400周年記念事業(プエブラ州)
3月20日(金曜・祝日) ロサンゼルス着
3月22日(日曜日) 成田着
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