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衛藤外務副大臣のバーレーン、オマーン訪問
(概要と評価)

平成13年3月22日

1.訪問の意義

 バーレーン及びオマーンについては、最近、我が国政府高官の訪問は行われておらず、先般の河野大臣の湾岸訪問の際にも訪問されていないことから、二国間関係の維持・促進へ向けた我が国の積極姿勢を表す上で、極めて重要な訪問となった。(但し、バーレーンについては、99年、前首長逝去の弔問のため町村政務次官(当時)が特派大使として訪問した経緯あり)。

2.日 程

期 間: 3月17日~21日
訪問国: バーレーン、オマーン

3.会談・表敬

 バーレーン、オマーンの両国において、元首若しくはそれに次ぐ要人との会談・表敬等が行われた。

バーレーン  ハリーファ首相、ムハンマド外相、フメイダン諮問評議会議長
オマーン アラウィ外務担当相、ルムヒー石油・ガス相、マクブール商工相、ラワーヒー農漁業相

4.評価

(1)バーレーンにおいては、本年2月のムハンマド外相訪日により、日・バーレーン両国関係強化の機運が高まっていたところ、今次訪問はハイレベルでの関係強化の流れをより確実なものとすることに大いに資することとなった。また、今次訪問のタイミングが、バーレーンの民主化の方向性を決定する「国民行動憲章」が圧倒的大多数で採決されて間もない時期であり、且つバーレーン・カタル国境に関する国際司法裁判所(ICJ)の判決が下された直後であったことから、我が国のバーレーンの民主化推進への評価、及び国境問題の平和的解決に対する歓迎の意を先方に直接伝えることができ大変効果的であった。

(2)オマーンにおいては、オマーン側主要4閣僚と実務的な奥の深い会談を行うことができたことから、1月の河野大臣湾岸訪問時に表明した「河野イニシアティブ」のフォローアップの第一歩として極めて効果的なものとなった。
 特に、アラウィ外務担当相との会談では、アラブ首脳会談を目前に控えたオマーン側とイラク情勢、中東情勢等の地域情勢について突っ込んだ意見交換を実施した。
 また、各閣僚との会談において、幅広い分野での良好な日・オマーン関係について確認を行い、オマーン側より日本が今後中東で大きな役割を果たすこと、特に、日・GCC関係の一層の拡大につながる「河野イニシアティブ」に対する期待が表明された。

(3)今次衛藤副大臣のバーレーン、オマーン訪問は、本年1月に河野大臣が湾岸諸国に対し「河野イニシアティブ」を打ち出した後の早いタイミングで行われ、両国のハイレベルの要人と会談し、日本の対湾岸地域政策に対する高い評価を得たことは、日本とバーレーン、オマーンとの友好協力関係の一層の緊密化にとって大きな成果であった。


衛藤外務副大臣のバーレーン、オマーン訪問日程

平成13年3月22日

  3月18日(日) 3月19日(月)


・マナーマ(バーレーン)着
・ムハンマド外相との会談
・ハリーファ首相表敬
(アリ運輸相、セイフ財政・国家経済相他が同席)
・フメイダン諮問評議会議長との会談
・ルムヒー石油・ガス相との会談
・アラウィ外務担当相との会談


・ゴサイビ外務次官主催昼食会
・ 内外記者会見
・ 日本人会理事との懇談
・マナーマ発
・マスカット(オマーン)着
・マクブール商工相との会談
・ラワーヒー農漁業相との会談

(20日未明)
・マスカット発

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