外務本省

浅野外務副大臣のエクアドル訪問
概要と評価

平成19年1月19日

 浅野外務副大臣は、1月13日から16日まで、エクアドルにおけるコレア大統領就任式への我が国特派大使としての参列及び同大統領ほか同国政府要人との会談を目的として、エクアドルを訪問したところ概要以下の通り。

1.大統領就任式(1月15日)

 浅野副大臣は、1月15日、我が国特派大使として国会において行われたコレア大統領就任式に参列した。また、同日夜サン・フランシスコ寺院にて行われたコレア大統領主催レセプションに出席し、コレア大統領に就任の祝意を伝達した。

2.コレア大統領表敬(1月16日午前11時過ぎより短時間)

 浅野副大臣より、コレア大統領の就任に祝意を表するとともに、エクアドルが自由、民主主義、市場経済という普遍的な価値観を共有する国として発展するよう期待する旨述べたのに対し、コレア大統領より、自由と民主主義の下で、国内産業を発展させ、公平な社会を建設するよう尽力する旨述べた。

3.エスピノサ外務大臣との会談(1月16日17時頃より約30分間)

(1)浅野副大臣より、我が国のエクアドル重視の表れとしてエクアドルに対する経済協力の実績を紹介したのに対し、エスピノサ外務大臣より、日本はエクアドルにとって二番目のドナーであり日本との協力関係は特別に重要である、より良いプロジェクト形成のためのシステム作りに尽力したい、JICA事務所の開設に感謝する旨述べた。

(2)浅野副大臣より、エクアドルの発展のためには民間投資が重要であるとしつつ、我が国投資の促進のためビジネス環境整備を要請したのに対し、エスピノサ大臣より、我々としても民間投資が重要であると考えており、特にアジアとの経済関係を重視している旨述べた。

(3)国際場裡の協力に関し、浅野副大臣より、我が国の安保理常任理事国入り及び安保理改革への取り組みに対する支持、及び北朝鮮の核問題及び拉致問題の解決に向けた協力を要請したのに対し、エスピノサ大臣は、良く検討していきたい旨述べた。また、エスピノサ大臣より、エクアドルとしてアジアとの関係を重視しているとしてAPEC加盟への支持要請があり、浅野副大臣より、アジアとの関係強化に対する貴国の関心は支持できる、今後検討したい旨述べた。

4.アコスタ・エネルギー大臣との会談(1月16日午前10時より約30分間)

(1)浅野副大臣より、我が国企業は特に石油分野に関心を有しており、この分野の関係を強化していきたいとしつつ、我が国企業のエクアドルにおける円滑な事業の実施のためのビジネス環境の整備を要請した。

(2)これに対し、アコスタ大臣より、日エクアドル間には長い協力の歴史があり、日本との協力の重要性は増している、日本の高い技術力を始めとして、エネルギー分野での協力を強化できるよう希望する、日本からの投資を歓迎する、エクアドル国民と外国企業の双方にとって互恵的な安定した資源開発の制度を作ることが重要である旨述べた。

5.経済協力関連行事

 1月16日、浅野副大臣は、エスピノサ外務大臣との間で「新マカラ国際橋建設計画」への一般無償資金協力のE/N(交換公文)に署名したほか、フェルナンド・ダキレマ小学校において草の根無償による教室建設計画の竣工式を行った。また同副大臣臨席の下、3件の草の根無償の署名式及びチンボラソ県、エル・オロ県が我が国ODAへの感謝の印として発行した収入印紙の発行式が行われた。

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