貿易と開発

令和元年5月27日

1 設立

 1964年5月,開発途上国の輸出振興策の技術的援助を行う目的で,「GATT貿易センター」として発足。1968年1月,国連貿易開発会議(UNCTAD)の資金拠出を得て,「UNCTAD/GATT共同貿易センター」に改組される。1995年,世界貿易機関(WTO)の発足後に「国際貿易センター(International Trade Centre)」に名称変更した。

2 組織

  • (1)事務局長:アランチャ・ゴンザレス(Ms. Arancha Gonzalez: Executive Director
    (2013年9月就任。前WTO事務局長首席補佐官,スペイン出身)
  • (2)実施プロジェクト数:114の国と地域において,139プロジェクトを実施(2015年)。
  • (3)職員数:約300名(邦人職員2名)
  • (4)本部:ジュネーブ

3 重点分野

 以下の6分野を中心に、主に途上国の中小企業を対象とした技術協力を行っている(2015年ITC年次報告より)。

  • (1)貿易促進,市場開発に係る情報提供
  • (2)適切なビジネス環境の構築
  • (3)貿易,投資の支援制度の強化
  • (4)国際的なバリュー・チェーンの連結
  • (5)包摂的でグリーンな貿易の推進と主流化
  • (6)地域経済統合及び南-南貿易の支援

4 予算及び我が国の拠出

  • (1)通常予算:UNCTADとWTOからの拠出により通常予算を構成。2015年通常予算は約4,000万ドル。
  • (2)任意拠出:EU,北欧及び西欧各国を中心に任意拠出が行われており,2015年の任意拠出総額は5,110万ドル。我が国は,東アフリカ及び西アフリカの貧困女性が民族衣装のデザインをベースに縫製した服飾品を欧州等の先進国市場へ紹介・販売促進する「エシカル・ファッション・イニシアチブ」に拠出を行っている(2015年の我が国の拠出額は5,357千円)。
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