世界の学校を見てみよう!

ルクセンブルグ大公国
Grand Duchy of Luxembourg

ルクセンブルグの学校では今
Grand Duchy of Luxembourg

最古の歴史を誇る伝統校

(写真)授業風景

授業風景

 ルクセンブルグの教育制度は、就学年齢が満4歳の幼稚園が2年間、小学校6年間、リセクラシックと呼ばれる第2次学校が7年間で、幼稚園から第2次学校3年生までの11年間が義務教育です。

 語学教育が非常に重視されており、母国語のルクセンブルグ語に加え、小学校1年生からドイツ語、2年生からフランス語、第2次学校1年生から英語の授業が行われます。

 ルクセンブルグ市内にある第2次学校のAtheneede Luxembourgは公立の共学校で、もともとは教会が設立し運営していたという、ルクセンブルグでも最古の歴史を誇る学校です。

 12歳から19歳の生徒1,350人が学んでおり、1学年のクラス数は5~7、1クラスの生徒数は18~29人となっています。

 授業は月曜~土曜日で、時間は月・水・金曜日が午前8時~午後4時。火・木・土曜日が午前8時~11時45分で、1週間の授業時間は30時間です。

(写真)校長先生の名前をもじった”ハーグ”・ロック・カフェ

校長先生の名前をもじった”ハーグ”・ロック・カフェ

 カリキュラムは、1年次は全科目必修で、2年次にはラテン語または英語を選択。4年次には人文コースと科学コースに分かれ、さらに6年次では人文コースが語学、語学・経済、芸術、音楽の4コースから、科学コースが数学、自然科学、数学・経済の3コースから選択することになります。

 ユニークな科目では、物理・科学・数学をまとめた総合科学やコンピュータ編集学のほか、時折開講され渡米の機会が与えられるアメリカ学などがあります。

3人の日本人が在籍

 同校はルクセンブルグ随一の進学校のため、生徒は放課後も予習や復習に追われ、勉強の負担はかなり重いようですが、学校生活には満足しているそうです。悩みごとがあれば、親や友人のほか、学校に配置された専門のカウンセラーに相談しています。

 長期休暇は、7月半ばから9月半ばまでの2ヶ月間の夏休みのほか、クリスマスや2月下旬の謝肉祭、4月上旬のイースター、6月上旬の聖母昇天祭などに合わせて1~2週間の休みがあります。

 休日の過ごし方は、スポーツや音楽、サークル活動など様々です。スポーツではローラーブレードやスケートボード、音楽ではテクノやヘビーメタル、ラップに人気があります。

(写真)学校の正面

学校の正面

 勉強が忙しい生徒たちは、日本について関心はあってもなかなか学ぶ機会は少なく、製品などの知識に限られているようです。ただし同校では、アジアに関する特別講義も行っており、何年かごとに日本を取り上げることもあるそうです。なおルクセンブルグは、人口の約3分の1を外国人が占めていることもあり、同校にも3人の日本人生徒が在籍しています。

財団法人世界の動き社発行月刊「世界の動き1999年4月号」より

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